52 / 118

家を出てから 第十四話

その後もサークルの活動の話を聞き、今は悠羽と帰るところだ 夕日が綺麗だなぁ~ 夕日を見ながら考える、サークルとバイトどうしようと考える ゆきがバイトを続ける理由は学費、生活費その他... ゆきは逃げるように東京に来たため、両親の仕送りなんてない ん~迷ってても仕方ない!バイトは必ず見つける! 頑張るぞ~! 悠羽はサークルどうするんだろうと思い聞いてみる 「悠羽~」 「ん?何?」 「サークル入る?」 「もちろん!ゆきも入るでしょ?」 そう聞かれて迷った、悠羽と遊んだらきっと楽しいだろう。でもここで断ったら?付き合いが悪いって言われちゃうかも... でもなぁ~ん~っと考えた末、「迷ってるんだ~」と答えた 悠羽は「なんで?」と食い気味に聞いてきた 勢いに押され「えっ?」と言ってしまった 「えっ?じゃないよ!楽しそうじゃん!なんで入らないの!?」 入らない理由は...真っ先に出てきたのが、バイトその次に勉強だ 悠羽はお金持ちなため、バイトなんか知らない。多分… 悠羽にはもうバレてるかもだけど、貧乏人と付き合いたくないとか言われたら一人ぼっちになっちゃう。嫌われちゃう もしかしたらいじめられちゃうかも... それだけは嫌だ!だから「勉強優先だし...」と答えた 「ん~パーティーだけでも来ない?」 「ん~、どうしよう」と迷っていると衝撃の言葉が聞こえた 「ご飯、沢山あるよ!」 「えっ?ほんと!?」悠羽の目を見ながら言う 「う、うん」と戸惑いながら悠羽は答えた ご飯あるなら行こうかなぁ~パーティー行ったらサークル抜ければいいもんね!

ともだちにシェアしよう!