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ゆき過去編 Part1
⚠️注意⚠️
児童虐待のシーンがあります。苦手な方は回れ右でお願いしますm(_ _)m
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どうしよう…
寒い…凍えそう
数分後にはカタカタと体が震えだし、寒すぎて何も考えられなかった
お母さん…
心の中で呟いた
走馬灯なのか、自分が望んだのかは分からないが、母の姿が見えた
だけど、すごく眠たい…
母が、ゆき!と叫ぶ声がする
返事はしたかった。だけど、無理だった
パタッ
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薄暗い部屋
無臭で無音、僕だけいる部屋
お母さん、許してくれたかな
こんな僕でごめんなさい
ポロポロと涙が出てくる
涙を手で拭くけど、止まらない
お母さんが嫌いって1度言ったものを覚えてなくてごめんなさい
馬鹿でごめんなさい
醜くてごめんなさい
謝ることしか出来なくてごめんなさい
いつか、僕のことを褒めてくれるように僕頑張るから
だがら…
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というところで目が覚めた
起き上がり、頬を触る
涙でしっとりしている
あっ、そういえば、ベランダから出されて、僕どうしてたけ?
夢の中にいて…
ん〜その夢を覚えていればいいんだけど…
部屋を見渡しても、誰もいない
電気をつなくても明るいってことは一日中寝てたのかな?
ゆきは幼いため、時計の読み方が分からない
誰かいる雰囲気もない
お母さんは?
僕のこと置いてっちゃった?
お母さん!って叫ぼうと思ったけど、ずっと前にうるさいって言われたことがあったから、それ以来、叫ぶのはもちろんのこと、あまり、大きな声を出していない
どこかに行っちゃったのかな〜
そうだ!外にでて探せばいいんだ!
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