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ゆき過去編 Part1

⚠️注意⚠️ 児童虐待のシーンがあります。苦手な方は回れ右でお願いしますm(_ _)m ____________________________________ どうしよう… 寒い…凍えそう 数分後にはカタカタと体が震えだし、寒すぎて何も考えられなかった お母さん… 心の中で呟いた 走馬灯なのか、自分が望んだのかは分からないが、母の姿が見えた だけど、すごく眠たい… 母が、ゆき!と叫ぶ声がする 返事はしたかった。だけど、無理だった パタッ _____________________________________ 薄暗い部屋 無臭で無音、僕だけいる部屋 お母さん、許してくれたかな こんな僕でごめんなさい ポロポロと涙が出てくる 涙を手で拭くけど、止まらない お母さんが嫌いって1度言ったものを覚えてなくてごめんなさい 馬鹿でごめんなさい 醜くてごめんなさい 謝ることしか出来なくてごめんなさい いつか、僕のことを褒めてくれるように僕頑張るから だがら… ______________________________________ というところで目が覚めた 起き上がり、頬を触る 涙でしっとりしている あっ、そういえば、ベランダから出されて、僕どうしてたけ? 夢の中にいて… ん〜その夢を覚えていればいいんだけど… 部屋を見渡しても、誰もいない 電気をつなくても明るいってことは一日中寝てたのかな? ゆきは幼いため、時計の読み方が分からない 誰かいる雰囲気もない お母さんは? 僕のこと置いてっちゃった? お母さん!って叫ぼうと思ったけど、ずっと前にうるさいって言われたことがあったから、それ以来、叫ぶのはもちろんのこと、あまり、大きな声を出していない どこかに行っちゃったのかな〜 そうだ!外にでて探せばいいんだ!

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