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契約 第四話

怒ってても、たくさんご飯もらえるしいいか! ずっと見てたら、眠くなっちゃった ウトウト そしたら、怜央さんに手招きされてソファーから立ち上がって、怜央さんの元に行く 怜央さんが自分の膝を指で指してここと言ってきた 座るもんか! でも、眠い… 僕はちょこんと座ってしまった 頭をポンポンされて「おやすみ」と言われた そしたら、だんだんまぶたが重くなってきて 眠りについた ______________________ 目覚めると、見覚えのある天井だった ここは寝室 運んでくれたのかな ベッドから降りて部屋を出る リビングに行き、怜央さんが居ないか確認する ご飯を食べるテーブルには豪華なご馳走が置いてあった! しかも沢山! 「美味しそう…」 た、食べたい つまみ食いしていいかな ダメダメと自分に言い聞かせ、ご飯は後にした 多分、まだ書斎にいると思われる ご飯食べたいし、呼びに行く コンコンコン 「怜央さん、ご飯……」 「あぁ、お腹すいたんだな。今から行くよ」 1分待ったぐらいに怜央さんが部屋を出てきてくれた よしよしと頭を撫でてくれてぽかぽかした感情になる 言い表せないけど、嬉しい 「さ、ご飯を食べよう」 怜央さんと向かい合って座る 「いただきます!」と2人で一緒に言って、ご飯を食べる ん~美味し~ あんなことも許せる! 美味しかった!2人でご馳走様でした!と言い 今は、ソファーでくつろぎタイム 怜央さんと今日は映画を見るんだって し、しかもホラー映画 怜央さんは怖いものがないらしい 僕は幽霊とか大っ嫌い 怖いものが大っ嫌い ジェットコースターも無理 無理です!と断ったのに、嫌いなもの克服しないとダメだろ?と謎の説得をされて今見ている最中です カタカタカタカタカタ 震えが止まらないよぉ~ 怜央さんは真顔で見てるし 怖いよぉ~~

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