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第26話

念願の職場セックスの後、僕は建夫さんに好き勝手やりすぎだと少し怒られてしまったけれど、満たされた気持ちで夜勤をこなした。 建夫さんも少しふらふらになりながらも夜勤を終え、僕たちは一緒に帰宅し、僕の寝室で昨夜の続きをして、その日の夜まで泥のように眠った。 職場では聞けなかった分、自宅でのセックスでは建夫さんの可愛い声がたくさん聞けて幸せだった。 夜勤が終わり、建夫さんは有給期間に入り、僕と暮らす為に引越しの準備を進めてくれた。 ギリギリまで出勤があった僕に代わって引越し業者や物件も手配してくれた建夫さん。 僕はほとんど何もせず、建夫さんにすっかり甘えて新天地に向かった。 「お疲れ!!メシ出来てるぞ!!」 「ありがとうございます」 それから。 僕は夜勤のないほぼ暦通りの勤務になり、平日は毎日建夫さんの手作りのお弁当を持って職場に向かっていた。 職場から少し離れた郊外の一軒家。 この家は駅から徒歩5分くらいの場所にある、通勤しやすい物件だった。 建夫さんと毎晩セックスしたくて、社宅で建夫さんの可愛くていやらしい声を誰かに聞かれるのが嫌で、建夫さんにその話をしたらこの物件を見つけてくれた。 元々料理好きだったという建夫さんは毎日エプロンをして嬉しそうに台所に立ち、僕に美味しい食事を用意してくれていた。 ぴっちりめのTシャツにくい込んでいるエプロン。 特に胸の辺りはパツパツで、僕を誘っているとしか思えなかった。 「僕……ご飯よりも目の前にいるとっても美味しそうな建夫さんを先に食べたいのですが……」 玄関でニコニコして迎えてくれている建夫さんに抱きつき、胸元を触りながらお願いしてみる。 「おま……ッ、こんなところで触ってくんなっていつも言ってるだろ……??」 「何故ですか?建夫さん、そう言いながらいつも気持ちよさそうにしているのに……」 「や……ぁぁッ、ダメだって……!!」 口では嫌がるような言葉を発しているものの、僕の瞳には建夫さんの顔は少しも嫌そうではなく、寧ろもっとして欲しいと言わんばかりに見えた。 僕はそんな建夫さんを悦ばせたくて、既に布地を押し上げている乳首を指先で摘みながら耳朶にしゃぶりついた。 あぁ、幸せだ。 この幸せがいつまでもいつまでも続きますように。 玄関から寝室に移動し、建夫さんと身体を重ね合いながら、僕はそう願った……。

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