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第25話
「な……っ……んン……ッ……!!」
驚いた顔の後、僕の行為で建夫さんはすぐにいやらしい顔をしてくれる。
「やめろ……っ、こんなの恥ずかしすぎる……うぅ……ッ……!!」
「そうですか?建夫さんの中、いつもより熱い気がしますが……」
舌を離すと、僕は再び建夫さんの孔に指を挿入した。
今度は2本、柔らかくなったそこはすんなりと僕の指を受け入れてくれて、熱くなっていた。
「ッあ……っ、ソコ…っ…あぁ……ッ……!!!」
「建夫さん、声大きくなってますよ。もう少し静かにしないと……」
一番好きなところに触れると、建夫さんは耐えられないのか可愛い声を漏らしてしまう。
「うぅッ、そんな……っ、そんなこと言われても……ンン……ッ……!!」
「……仕方ないですね」
見られてもいい、と思ったけれど、僕にしか見せない建夫さんのいやらしくて可愛い姿を見せるのは勿体ないとも思った僕は、室内にあったタオルで窒息しない程度に建夫さんの口を塞いだ。
「うぐ……うぅ……ッ……!!」
「ゆっくり愉しみたいですが、それは明日の夜勤明けにとっておきましょうね」
潤んだ瞳をした建夫さんが可愛すぎたので、僕はカメラにその顔をしばらく映してから建夫さんとひとつになる様子を撮影した。
「ん゛ん゛ん゛……ッ……!!!」
僕の男根を呑み込んでいく、建夫さんの孔。
いつもより熱く絡みついてきている気がした。
「……建夫さん……ッ……」
愛しています。
誰よりも。
あなただけを。
僕はカメラを邪魔にならない、けれど行為の様子が映る場所に置くと、建夫さんの気持ちいい角度に脚を持ち上げて激しく腰を動かした。
「うぅ゛……ッ、んぐ……うぅッ……!!」
眉間に深い皺を刻んだいやらしい顔を僕に見せてくれている建夫さん。
涙が滲んできてしまっているのが可愛くて可愛くてたまらない。
「は……ッ、建夫さん、建夫さん……ッ……!!!」
僕は最高の気分になりながら腰を動かし、やがてすんでのところで建夫さんの穴から抜け出して、建夫さんの顔に向かって精を吐き出してしまっていた……。
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