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第24話

もっと見たい。 そう思ったけれど、長く時間をかけて睡眠時間を削り過ぎて仕事に支障が出るのは良くないと思った僕は、まず建夫さんをイカせてあげる事にした。 「おい……っ、とおる……うぁ……あぁ……ッ……!!!」 身体を下の方にずらして建夫さんの弱いトコロを同時に刺激する。 いやらしい香りを漂わせている男根を口に含みながら僕をいつも受け入れてくれる孔を指で弄りはじめると、建夫さんはすぐに登りつめて、僕の口の中に射精してくれた。 「はぁ……ッ、あぁ……っ……」 身体を震わせ、必死に声を殺しているものの、呼吸と共に漏れ出ている甘い低音。 更に潤んだ瞳が愛おしくて、僕は建夫さんにキスをしてしまっていた。 「う……んん……ッ……!!」 濃厚なキスを交わしながら、夢を叶えるために孔への刺激を続ける。 柔らかくなっている入口は僕の指を容易く飲み込み、より強い快感を求めているように感じられた。 ……そうだ。 この記念すべき日を記録として残そう。 建夫さんの孔から指を引き抜くと、僕は制服のズボンに入れていたスマートフォンを取り出してから下着ごと脱いで建夫さんのズボンと下着の隣に置いた。 「とおる……??」 僕がスマートフォンを操作しているのを見つけた建夫さんは、不思議そうな顔で僕を見る。 「安心してください。僕しか観ませんので」 記念撮影です。 そう言って動画撮影ボタンを押すと、僕は建夫さんの脚を持ち上げて孔に舌を這わせた。

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