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天満 璃都
そこには…
髪の毛が金髪でふわふわ髪の高身長イケメンがいた
すると、金髪イケメンはこっちに向かってくる
この人もなんだか見たことある…。
どこだったけ?と首を傾げていたら肩を揺さぶられた
「ゆず!ゆず!」
「何?」と冷たく言う
「トップ4様だよ!」
またか…。性格悪集団ね
「し、しかも…天馬 璃都様だなんて…」
え?誰?と向いた瞬間に目が合った
かおりくんはそんなのお構い無しに「ゆず~僕泣きそう…」と半泣きで訴えてくる
なんで?泣くほどのことなの?
だって、ただの美形なだけだよ?とかおりくんに気を取られてれていたらもうトップ4の人と100mの距離
一歩づつ近づいてくる
逃げればいいものの、圧迫感、恐怖心が募り、一歩づつ、一歩づつ、離れていく
すると「アハハ!君!面白いね!」
突然の笑い声にびっくりしたのと同時に、恐怖心がさらにでてくる
何が面白いんだろうか…。
「だってさ!1歩歩いたら1歩下がるんだもん!笑」とお腹を抱えながら笑っている
これには隣にいたかおりくんも呆気に取られていた
当たり前のこと…じゃない…のかな?
「まぁあいいや!笑」と言いながら、一歩づつ歩いてくる
そして、顔が近づき、じっくり僕の顔、体を見て「小さいね!」とだけ言ってきた
ムカ!オメガだから身長が伸びないんだよ!
暗黙の了解みたいなものは通じないのか?
「ねぇ!君は一条のこと好き?」
一条?…一条様のことか
僕は迷わず「嫌いですけど、何か?」と言ったら金髪イケメンは苦笑いをして
「君のそういうところが一条惹かれたかもしれないのかもな」
「だけどね、忠告しといてあ♡げ♡る♡」
金髪イケメンは僕の耳に囁きながらこう言った
「一条とはもうこれ以上関わらない方がいい…。君も壊れることになる」と
思わず僕は「いや、そんなこと知ってますよ!」と言ってしまった
壊れる?ことは知らないけど、関わらない方が身のためってのは知ってる
金髪イケメンは耳元から離れニコッと微笑み、クルっと振り返りどこかへ言ってしまった
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