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友達

なんだったんだろう…。あの人は… 変な人だなぁ~ てか!重いんだけど!? かおりくんが僕の肩に顔を乗せて涙ぐみながらなにかに見とれてる 「かっこよかったァ~」 「何その最後の微笑み~」 「はぁ~イケメンLove♡」と余韻に浸ってるみたい なんだろう…。この温度差は… てか、壊れるってなんだろう…。ともう一度考える 金髪イケメンさんの謎…。 一条が惚れたってのもわかんないし 金髪イケメンさんは要注意だ! いや、トップ4全員が警戒しとくべきだと考えていたら昼休みが終わるチャイムが鳴った 戻ろうと思ったけど、かおりくんが… 「かおりくん!そろそろ離れてくれる?」 「ん?あぁ~ごめん」と離れてくれた かおりくんはチャイムの音が聞こえてなかったのか、突っ立ってる 「もう!かおりくん!イケメンはいいから!」 「ゆず~だって、イケメンって1種の芸術みたいじゃん!?」 何言ってんの?と言おうと思ったが、なんか言い返されそうだしやめておいた 無視して行った方がいいな ゆずはクルっと振り返り、教室に行く廊下を歩く 「あっ!ちょ!ゆず~~」 「もう知らなぁい!」 かおりくんは「置いてかないで!」と言いながら走って来て「追いついたァ~」と片方の肩をぽんと叩かれ、ニコニコしながら言われた こんな、楽しい学園生活を想像していたのになぁ~ でも、かおりくんがいるだけで、十分満喫してるから、楽しいけど! でも、あの人は置いといてね…。 今思えば、さっきの出来事って一条様のせい…。それに+水かけられたことも…。 ムカ!一条!…様…。今度こそ!言ってやる!お前のことなんか嫌いだ!って なんて、1人で思っていたら、教室に着いてしまった

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