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告白?

「あっ…ええっと…」と言ってから気まずい雰囲気が流れ、どうしていいか分からなかった は、入って欲しくないのは事実だし… 入ってくる方が悪いんだっ! なんて考えていると「すまなかった、無断で入ろうとして…」と謝られた 分かればいいんだよっ! というか、なんでここの部屋ってわかったんだ? ま、まさかつけてきた!? も~勘弁してよ~こっちだってもうこんがらがってるんだから… はぁ~とりあえず帰ってもらお 「あの、用がないなら帰って貰えませんか?」 「…いや、そういう訳にも…」 いやなんで食い下がらないんだよ! 普通は帰るだろ!って常識が通じない人だったんだ… 「じゃあなんですか?要件を話してください」と淡々と告げる 「俺のことは嫌いか?」 なんでその質問…。 僕は素直に「はい、嫌いです。大っ嫌いです」と言った よし!もうこれで帰るだろっ!と振り返ろうとした瞬間「だが、俺は嫌いだろうがなんだろうがお前を手に入れたい。そのためならなんでもやる。それだけは覚えていて欲しい」と僕に告げてコツコツと靴を鳴らしながら帰って行った じゃあ、僕にどうしろと? もうわけが分からなすぎて崩れ落ち床に座った かおりくんが犯されてて僕は謎の告白みたいなことをされて… 精神的に疲れきった…。 それに!生まれて告白なんかされたことないし…だし、友達もいなかったし…。 しかも、陰キャだし…。 あんな、陽キャとは釣り合うわけがないんだよ しかも、あの人は超一流アルファ。住む世界が違うんだ 手に入れてポイって投げ捨てて終わり。遊ばれるだけ無駄無駄! あぁ~も~どうすればいいのぉ~ なんて考えているとガチャとドアが開いた 何…?また一条様?と思い振り返るまもなく「出ていってください」って言ったら 「へ?ゆずくん?」と翼くんの声がした な、なんだ~ 「ごめん!翼くん…一条様かと思って」 「え!一条様が部屋に来たの!?」なんて驚いている 「な、なんでもないよ、一条様も来てないから!」なんて嘘を着くと「なんでよォ~」と近づいてきて肩を揺らしてきた

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