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最南の島 エナ3*
僕の中でティムが果て、熱い液体がビュクビュクと内壁にぶち撒けられるのを感じながら、僕もまた吐精する。
もう充分なのにティムのモノはまた硬度を取り戻して来た。
「テ、ティム?歓迎会があるんだから前みたいに何回もは無理だよ・・・僕、これ以上イクと回復魔法かけてもらっても寝ちゃうかも・・・」
「・・そうだな。後一回だけいいか?収まりがつきそうにない。」
「うん。僕も二回イッたからティムももう一回イッて?」
「・・とりあえず今回復魔法をかけた。これで後一回くらい大丈夫だろう。エナ、一緒に気持ちよくなろう?」
あっ、確かに体が楽だ。体の表面も綺麗になってるから洗浄魔法もかけてくれたみたい。けど・・・中はそのままなんだね・・・
「一度抜くよ?」
「ひっ?ぅんっ!!」
ズルリと中からモノを引き抜かれ、思わず声が出てしまう。ボタボタと精液が溢れ出し、僕は羞恥で真っ赤になってしまった。
「エナ、四つん這いになって尻を上げて?今からエナを征服するよ?」
あぁ、逆らえない。頭の芯がジンジンして、強者に、愛しい番に従う悦びに体が震える。
「うん、最高だな。オレの精液でヌルヌルの穴を堪能させろ。エナの体の奥底までオレの匂いでいっぱいにしてやる。」
ティムのモノで一気に貫かれる。
「ひぁっっ!はっ、あぁぁぁん!!」
ギリギリまで引き抜かれ、再度貫かれた後は激しく抽送される。バチュンバチュンと肌がぶつかる音が部屋に響き渡った。
途中のしこりを擦られながら奥まで突き立てられられると、中での快感が広がる。じわじわとお腹の奥から湧き出る熱に集中していると、ティムが背後から僕を抱きしめ、あらゆる場所に舌を這わせ吸い付きながら頸や背中を甘噛みしていく。
あぁ、本当に捕食されてるみたいだ。
手を前に回され、また乳首を弄られる。回復魔法で痛みや腫れは引いてるけど、感度はそのままで尖ったままなのに。
「あっ、あっ、乳首ダメぇぇぇぇ・・・」
「どうして?こんなにピンピンに尖らせておいて何がダメなんだ?」
「だ、だって、感じすぎて辛い・・・」
「それはもっとしてって事か?中もキュウキュウに締めつけてくるぞ?」
「またすぐにイッちゃうよ・・・ひうっ!あっ、あっ、そ、そんな奥突きながらされたら・・・すぐきちゃう・・・」
「エナ、エナ、オレを欲しがって?どうされたい?あぁ、オレはエナの体すべてをオレで支配したいよ・・・」
「あっ、んっ、んっ、もう僕の体はティムのものだから・・いっぱい突いてティムをちょうだっ・・はっうんっ!?あっ、あぁぁぁぁぁ奥グリグリやぁぁぁぁぁっ!全部一緒は・・・はぁっん!!気持ち良すぎてイッちゃうよぉぉぉティム、ティムをちょうだいっ!いっぱい出して欲し・・・あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
奥の感じる場所をグリグリと揺さぶるように突かれまくり、乳首とモノを一緒に扱かれた僕は半狂乱になりながらイッた。同時にティムもまた僕の奥の内壁に熱い熱い蜜を吐き出しているのが分かり、僕はとてつもない幸福感とともに中でもしばらく絶頂を感じ続けた・・・
朦朧としていた意識がはっきりして来ると、ティムが僕の頭を撫でていた。
「大丈夫?水飲める?またオレが飲ませてあげようか?」
「大丈夫、飲めるから。」
僕はティムから水を受け取りゴクゴクと飲んだ。
「上位の回復魔法をかけたけど体は辛くない?ごめん。またやり過ぎた。オレ、エナの体に溺れすぎだ。本当に余裕がなくなる。エナがことごとくオレの性癖を煽って来るし・・・泣き顔とかヤバいっての・・・」
「えっと・・・?僕のせいなの??」
「いや、それだけオレとエナの相性がいいって事だよ。もう本当に堪んない。もっともっとエナと深く繋がりたくて仕方がない。エナ、次は絶対に完全憑依してヤろうね。出来れば今日の夜。無理なら明日には絶対するよ。エナと完全に一つになりたいんだ。精神的にも繋がればもっと気持ち良くなれるから。」
「う、うん。」
そこまで言われたら断れないよ。あれ以上気持ち良くなるとか怖いんだけど。
そう、あの最中にティムに命令されたり意地悪を言われたら頭が痺れてすごく感じちゃうんだ。それを知られるのも恥ずかしいな・・・
「さっ、そろそろまたノンとドナを引っ剥がしに行くか。」
「あっ、時間は大丈夫なの?」
「あぁ、まだ一時間はある。」
良かった。そんなに時間は経ってなかったみたい。ノンとドナはティムに任せて、僕は身支度を始めた。
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