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第20話
「はぁ……はぁ……はぁ……」
四回も達したのに私の中の媚薬の効き目まだありました。今まで私は朝勃起は自ら処理をしていましたが、本当に最低限なのだと今思い知らされました。
(本当に……辛いです)
今まで辛いことは沢山ありましたが、ここまで思うことはなくて、精神的にも体力的にも性的にも疲れました。それなのに私の性器はまだビクビクと反応しています。
「すぎはら、せんぱぃ……。ゆび、ぬいてくださっ……」
「光さん……一体何の媚薬使ったんだよ。いい加減俺も処理しないと痛くてしょうがないんだけど」
私のお尻の穴にまだ指を入れた杉原先輩が指を抜き差ししている。
(付き合ってくれてる先輩もきついのなら、最後までしてください)
言っても、先輩は引いたりしませんか?
「叶のクスリの効果が切れるまでは止めらんないよ。……俺のせいだから」
『俺の『本命』は叶だから狙われてるんだし……』と、まだ処理してくれようとしています。
なら私も杉原先輩の性的な処理も私がするべきです。私の『本命』は杉原先輩ですから。伝えなくてはいけません……。
でもそろは私が今『正気じゃない今だから言える言葉』で、
「それ、を。……ゎたしで」
「叶?」
「わたしっ、いぃ……ました。……これ『合意』れすっ」
杉原先輩が目を見開いてから、……また妖艶に笑って言いました
「……後戻り出来ないよ」
私は精一杯笑ってみせた。
「はぃ……」
次の瞬間私のお尻の穴に入れていた薬指を奥まで入れられその指の根元を口で吸われて。
「あぁあっ!!」
私は快感の波に襲われました。
「……奥も弱いんだ。叶、セックスの才能あるよ」
違います、……薬のせいです。どうかそう思わせてください。
先輩の身体で体制を押さえられながら、左手で性器を……右手でお尻の穴の奥を……口お尻の穴の根元を、と一気に攻められて、気が遠くなりそうでした。
「あああっ、もうらめぇっ……!!」
達しそうになった瞬間お尻の穴の穴に入っていた指を抜かれて……出来ませんでした。
「あぅっ。……はぁ………はぁ……はぁ……」
次の行為は私でも知っています。男同士で使うところはここしかありませんし。
(こっ……怖いです)
構造上排泄するためのお尻の穴に挿入れるものではないです。ですが先輩が我慢してくれていたぶん、私は受け入れるべきだと思うんです。何より私が繋がりたいとも思います。
私は目を瞑りました。
「怖くないよ、叶。俺と叶は恋人同士、きっとキモチイイよ」
『目を開けて?』と言われ、恐る恐る開くと、杉原先輩はワセリンを自分のものと私のお尻の穴に塗っていました。
ですが……挿入するですか、巨大すぎるそれを?!私のお尻の穴に、それは挿入る大きさでしょうか?!
「……叶、おいで。大丈夫、力入れないで?ゆっくりするから」
……私は情けないことに、挿入れられた瞬間の快感に耐えきれず、五回目を制服の上に放ってしまいました。
「やらぁっ、らめれすぅ!!………せんぱぃっ、ゆっくりってっ!!」
杉原先輩の予告は信じれません。
「ちょーキモチよくて止まらないんだよ、叶の中!!」
ごめん、余裕なくて……と杉原先輩は嬉しそうに私のお尻の中を擦ってました。先輩が達したときには私は一日で六回も達していました。
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