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第10話
『ふふ♪ツルツル』
尻孔を撫で、満足そうに頬笑む宏海。
『………///』
うぅ……
まさか尻孔を見られる日が来ようとは…///
は、恥ずかしい…///
俺、男として終わっ…
『じゃあ挿れるね~♪』
『………っ///!』
つーか、
そもそも…抱かれるコトを受け入れた時点で
男としては終わってるか…
でも相手が宏海なら…俺……
『───っ!は…っ、ああぁ///!』
あ!ウソ///!
え?ウソ///!
毛がなくなっただけ…なのに
き、気持ち…いいっっ///
『ああっ///
ひろ…み、…ひろ…///ああ!あっ!
もっ…ダメ…イっ…///!』
『んっ、俺…も…///!』
宏海の動きが激しくなる。
『ああ!…っあ───っ///!』
『うっ…、イくよ…!』
最後に ズンッ!と奥を一突きされ
目の前に真っ白な光が弾けて
ああ!スゴい!
ああ!ソコ…!
ああん!もっとぉぉぉぉ///!
未知の快感は強烈で
そこで意識がぶっ飛んだ。
☆☆☆
こうして俺たちはつきあう事になった。
女の子たちのプールもキャンセルしたから
俺の剛毛は今も健在。
今日も元気に体を黒々と覆っている。
ずっと
毛深いコトが悩みだった。
こんな毛むくじゃらな俺を
好きになってくれる人が現れるなんて
思ってもなかった。
だけど……
『んふ~♪クマさん、かわいい♪』
そのままの俺を好きだって
言ってくれる人がいる。
今の俺は世界一の幸せ者だ♪
もう脱毛なんて必要ないのだ!
『宏海…尻がチクチクする…』
『ふふ♪じゃあ、お尻出して?』
まあ、尻毛だけは
毎日 剃ってもらってるけど…な。
おわり☆
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