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「ちょっと、まて……っ」
「はぁ、はぁ……凄い、後ろからも最高に気持ちいい」
透は理人の制止も聞かずに再び腰を動かし始めた。先程出したばかりだというのに既に硬くなっているソレが容赦なく中を穿つ。
「ひぁっ、ま、待て、俺、まだイッたばっかで……っあぁっ」
「はぁ……っ、ごめん、気持ちよすぎて、腰止まんない」
「んんっ、ふ……っ、あ……っ」
先程出したばかりだというのに透のモノは既に硬度を取り戻しており、激しいピストン運動に翻弄される。
「は、はぁ……っ、凄い、中ぐちゃぐちゃで熱くて、めちゃくちゃ締め付けてくる……」
「ちが……っ、お前が、いっぱい出して……っ、んんっ」
透はうっとりと呟くと、理人の腰を掴んでひたすら抜き差しを繰り返した。テクニックも何もない、ただ獣のように荒々しく突き上げて来る。
「ん、あ……っ、ちょ……っと、透……っ」
「あぁ……凄い、気持ちいいよ理人……ずっとこうしてたい……」
「馬鹿言うな、んぁ……っ、あ……っんん……っ」
背後からの容赦のない攻めにシーツを握りしめて耐えるが、先ほどよりも深く繋がっているせいで、いつもと当たる場所が違って変な感じがする。
まだ、透は夢だと勘違いしているのだろうか? 聞いてみたいけれど今はそれどころじゃない。一突きごとに理性が飛んでしまいそうなほどの快感が襲ってきてまともに言葉を発することすら出来ず、理人はシーツを握りしめながら声を洩らさないように唇を噛んで堪えた。
さっきあんなに絶頂を迎えたというのに、身体の奥底では更なる快感を求めて疼いている。
もっと滅茶苦茶にして欲しい。浅ましい欲望が次から次に溢れ出て来る。
駄目だ、こんなのはおかしい。そう思うのに、どうしても身体が言うことを聞いてくれない。
気付いた時には自ら腰を揺らしており、もっと奥へと誘うように内壁を収縮させていた。
「あ、はぁ……っ、やば、気持ちいいっ」
「ん、ん……っ、あぁっ」
透は蕩けた表情を浮かべながら腰を打ち付けて来る。肌同士がぶつかり合う音と結合部からの水音が響き渡り、耳からも犯されている気分になる。
「く、は……あー出る……っ」
「んんっ」
ドクドクっと脈打つと同時にまた奥に熱い飛沫を感じた。しかし、これで終わりではないらしくそのまま腰を揺すられ続ける。そして、今度は浅いところを何度も擦られたかと思えば一気に奥まで突かれて息が詰まった。
「ぁあっ、も……やめっ」
「ゴメン、腰止まんないや」
もう、2回も出した筈なのに透のそれは一向に萎える気配がない。それどころか更に質量を増して暴れまわっている。
「うそ、だろ……? ぁッ、動くな、は、ぁあっ!」
これ以上されたら本当におかしくなってしまいそうで必死に抵抗を試みるが、そんなことはお構いなしに再び律動が開始された。
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