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「課長と、付き合ってんですか」
「…お前には関係ない」
「関係ありますよッ」
ぐいっと腕を引き剥がされ、明るい光が目蓋を射抜く。
何だよもう、眩しいじゃないか、と顔をしかめながら瞬きを繰り返していると、いい加減にしろ、と開いた唇を、再びディープキスで塞がれてしまう。
じゅっ、と音を立てて舌を吸う知徳の舌遣いに抵抗も反応も示さず、知徳のしたいようにする様を傍観する。
「…ん…」
歪みのない歯並びを確かめるように舌を這わせ、その中に深く潜り込むのと同時に舌の上を滑り行く。
快斗の鼻裏の辺りをくすぐるように舌先を動かすと、深い口づけが心地好いのか、知徳の鼻から気持ち良さそうな吐息が漏れた。
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