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「センパイ…」
「! ちょっ…止めろってッ」
いてもたってもいられず、知徳が再び快斗のシャツを脱がせようとすると、その手首を快斗の熱い手のひらに捉えられる。
「止めません」
しかしここまで滾ってしまっている知徳には『先輩の言うことを聞く』という選択肢はなく、快斗の拘束を物ともせず指を動かすと、ついにボタンを全て外し、快斗を半裸に剥いてしまう。
「…ッ!」
夢にまで見た、好きな人の裸。
真っ白とまでは行かないものの、くすみのない肌にピンク色の乳首が二つ…と、初めて快斗の素肌を見た知徳は、興奮して荒い息をつきながら、ごくりと喉を鳴らして唾液を飲み込んだ。
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