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尾張×三河
なんだかよく分からない流れになった
親父は気まぐれだから困る
「猛?おもしろくない、という顔だな?」
「いやなんつーか…そうくると思わなかったし?」
「いずれツバキを見にそちらへ行くから、そちらで咲かせきれ。だが、決して散らしてくれるなよ?」
「分かった。千代はいいのか?スミレが他のに手を出しても…」
「仕事だもん。パパいるし」
「ちょっ。あ?親父っ。千代食ってんの?」
「いただいたが?スミレも承知の上だ」
「あ〜…なんか頭、痛い。帰ります」
「来月、総会だ。顔を出すように」
「はぁ?委任状出すし」
「ダメだ」
「……分かった」
尾張はしぶしぶと返事をし実家を後にし、三河の待つマンションへと向かった
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「ただいま」
「おかえり、猛?なんか疲れた顔してる?しぼられた?」
「いや…なんて言ったらいいか。千代…元の菊だが親父のお手つきになってやがった。かなり懐いている様子でビックリした」
「ちよって言うんだ?菊。じゃあ親父さんの色に?」
「いや、スミレのだ」
「スミレ!?」
「あいつ、やっぱりツバキを食っちまったから報告してきたんだが、そのままスミレと仁科でツバキを仕込ませろと命令された」
「食ったんだ…初パターンだね。と言うか…スミレがセックスしてんの想像つかないな。カメラ壊してくれなきゃ見れたのに」
「たぶんそのうち生で見れる。ツバキの仕込み具合を親父が見にくるから」
「うわ何それ。ちょっと想像したら勃ってきちゃった。昼間の葵と藤も可愛いかったし…あーも、ちょっと我慢できないかも」
「したい?」
「ね、猛したい。しよ?」
「分かった」
2人は寝室に移動し、お互いの服を上も下も脱がせあいベッド下に放り、
そっと唇を重ね合わせベッドへと倒れこんだ
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