47 / 76

尾張×三河

なんだかよく分からない流れになった 親父は気まぐれだから困る 「猛?おもしろくない、という顔だな?」 「いやなんつーか…そうくると思わなかったし?」 「いずれツバキを見にそちらへ行くから、そちらで咲かせきれ。だが、決して散らしてくれるなよ?」 「分かった。千代はいいのか?スミレが他のに手を出しても…」 「仕事だもん。パパいるし」 「ちょっ。あ?親父っ。千代食ってんの?」 「いただいたが?スミレも承知の上だ」 「あ〜…なんか頭、痛い。帰ります」 「来月、総会だ。顔を出すように」 「はぁ?委任状出すし」 「ダメだ」 「……分かった」 尾張はしぶしぶと返事をし実家を後にし、三河の待つマンションへと向かった ・ ・ 「ただいま」 「おかえり、猛?なんか疲れた顔してる?しぼられた?」 「いや…なんて言ったらいいか。千代…元の菊だが親父のお手つきになってやがった。かなり懐いている様子でビックリした」 「ちよって言うんだ?菊。じゃあ親父さんの色に?」 「いや、スミレのだ」 「スミレ!?」 「あいつ、やっぱりツバキを食っちまったから報告してきたんだが、そのままスミレと仁科でツバキを仕込ませろと命令された」 「食ったんだ…初パターンだね。と言うか…スミレがセックスしてんの想像つかないな。カメラ壊してくれなきゃ見れたのに」 「たぶんそのうち生で見れる。ツバキの仕込み具合を親父が見にくるから」 「うわ何それ。ちょっと想像したら勃ってきちゃった。昼間の葵と藤も可愛いかったし…あーも、ちょっと我慢できないかも」 「したい?」 「ね、猛したい。しよ?」 「分かった」 2人は寝室に移動し、お互いの服を上も下も脱がせあいベッド下に放り、 そっと唇を重ね合わせベッドへと倒れこんだ

ともだちにシェアしよう!