3 / 3
第3話
「宅間刑事……俺はね、昔から、自然界では有り得ない交わりを見るのが好きでねぇ……」
よく見ると、ミイラというより、ちゃんと腐敗している。のしかかられている人間の腹部が特に酷く、黒く、腐敗しており、それを防腐剤や防臭剤などで、後から加工してわざわざ展示状態にしているようだった。
「犬と猫、魚と鳥、人間とワニ……普通なら絶対生殖対象にならない存在同士が交わるのを鑑賞するのが好きでねぇ。そのためにこんな大掛かりな装置を一点、一点、大金かけて作らせたのさ。これがあればライオンとオラウータンでも、お互いに噛み付かず、危害をくわえさせず、異生物同士を、全自動で交尾させることができるのだ……」
説明しながら、宅間の両脇を抱え、台座に乗せ、服を手早く脱がし全裸にする。
「う………うぅく……‥」
宅間は動きたいが震えるだけで何にもならない!
そうこうしている内に四肢を鉄の枷に嵌められ、拘束されてしまった!
「宅間刑事にもきちんと素敵な相手を見繕っているよ、今、俺の頭の中でね。クッククク」
沢木が側にある機械のレバーを上げると、油切れを起こしているような機械の稼働音とともに、宅間の脚の枷が自動で動き、脚が持ち上げられ開脚している姿勢になった。
「大概は、膣や腸に穴が空いてそのまま死んじゃうんだがさ……、さ、まずはコピュレイトの前に、腹部の洗浄準備からな……」
沢木はそういいながら、宅間の頭の上まで行き、棚から何かを取り出し準備を始める。
ジャーと水道の流れる音がする。
また、元の位置まで戻ってきた時には、大きな、沢木の腰の位置まである何かの機械を転がして持ってきた。
「クリニックなんかで使用される、腸内洗浄機械だ」
「!!?」
宅間の顔がこれまででもっとも青ざめ、引き攣る。
「通常より大量の浣腸液を混ぜた水で、直腸のみならず、完全に結腸から全大腸までの全ての汚物を洗浄して貰う…………」
そういうとゴム手袋をはめ、宅間の肛門部に、チューブから取り出したジェルを塗り始めた。
塗り込むと、洗浄機の水送り出しチューブの先にある挿入器具を、宅間の肛門の奥深くまで差し込み、固定させた。
「ゔっー!ゔっー!ゔぅーっ!?」
舌先まで痺れている宅間は言葉も自由にならない。
ぬるい水がどんどん送り込まれる。
直腸を満たす量から、しばらく待って、直腸奥の弁が開き、更に奥まで水が侵入するのを宅間は感じた。
もう既にお腹は痛くなり始めている。
たまらぬ排便感も来ている。
もうだめだ。苦しい。
だが、水は容赦なく浸水していき、腹部はボコボコと膨れた。
正真正銘、水っ腹だ。
「そろそろ、腹腔全体を満たし切るな」
そう言って、沢木はボタンを止めた。
注水が終わる。
水を腹に抱えたまま停止された苦悶に顔を歪ませる宅間の表情を見て、沢木は褒められない欲情の気持ちが黒い陽炎のように盛り上がったようだ。
ムラァっ……
唐突にベルトを外し始め、自分の逸物を取り出すと、既に硬直する自己の屹立を、開脚の中心の宅間の肛門に、素早く挿入器具と入れ替え、一滴の水も漏らさずブチ込んだ。
宅間「ッヴぅェアアッアーーーーーーーー!!」
(あんな、「クックック」と笑いながら怪しく登場した段階で犯人だとみなしてしかるべきだったんだっ!!畜生っっっ!!!今度からっ!!「クックックッ」と出現する不審人物はその場で確保だ確保ぉおおっっ!!!)
宅間は痛みの余り涎を出し泣きながら心の中で怒鳴りつけて沢木の逸物侵入を受けた。
侵入どころの騒ぎじゃない、暴力的なメリメリ切り裂く乱入であり、腹の下痢的な腹痛に加えて、烈肛される傷痛が、ダブルでその身にふりかかる。
「ア゛あーーーッ!!!」
目玉が飛び出そうだ。
「ア゛あ゛ぁ゛ーーー痛゛えーーーっ!!!」
20c mは越してあるだろう逸物の無慈悲な暴力乱入を身に受けて、胴体だけが捩れる。
動かされ始めると多少だが侵入部から汚水がプチュッと水漏れしているのが伝わった。
「後10分は我慢して腸内を浸して貰うからな……その間俺のでガッツ(はらわた)・シャッフルしてやるから」
接合したまま沢木は舌なめずりをしながら、獲物を見下ろす光る目で笑う。
「ア゛ア゛たああ゛だーーーッ!!!」
「ほら、い~~~~ち」
沢木は腰を横に回し、円を描くようにグラインドさせる。
「ァア゛ア゛ア゛ア」
「に~~~~ーい」
粘土を水分を混ぜて練り込むようなゆっくりとした動き。
恐らく宅間の腹の中はそれと似たような状態になっている。
逸物が結腸に続く弁まで既に当たってる!!
注水の水流によって、既に弁は口を開き、奥まで水を送り出している!!
「ァア゛ア゛ァアァア」
「さ~~~~~ーん」
沢木はいきなり腹を手で思いっきり揉み込んできた!!
痛い!!痛い!!出したーあ゛いいい゛!!!ア゛ア゛ア゛ア゛グア゛ア゛
くるひい!!?くるひい!!?くるひいぞこの野郎!!!!
腹がギュルギュルする!!ギュルギュルギュルギュルする!!!!!
正直、沢木の逸物がデッカい大便が行き来しているようにしか感じねえ!!!
何でもいいから殴りてえぐらいくるひい!!!くるひい、くるひい!
宅間の頭の中はこれ以上ないほど切羽詰まっていた。
一応、前立腺のあたりを上手く刺激するように、沢木は腰を動かしていたのだが、宅間は初めから前立腺がそこまで感じやすいほうでは無かったらしい。
鈍い体質らしく、未開発の前立腺を刺激されてもあまり気持ちよさがないらしかった。
そんな腹部を揉まれ、一際苦悶の表情に宅間が眉と目を歪めた時、それを目にした沢木の逸物が凶暴に倍かというほど膨れあがった。
宅間の苦痛を見てますます欲望と快楽を感じたのだ。
沢木は真性のサディスト脳だった。
「お゛わ゛ァアアっ!!!」
沢木のその様子を、目で見て、自分の尻の間で感じ、ますます宅間は恐怖した!!
「よ~~~~ーん……」
おぞましいぐらいゆっくりと腹痛に苛む腹の中を回し、かき混ぜていく……。
どれほどの堪えきれない苦痛か……。
吐き気がせりあがってくる。
身が捩れる痛み。
水でパンパンの張った体を、尻の間に隙間なく埋まった男根で痛みと共にかき回され、下痢痛も酷い。
「ハァハァハァハァハァハァハァ、いやだやだもう嫌だキツい苦しい出したい頼む!ハァハァハァハァハァハァハァ」
「特別に右手のみを解放し、チン◯コを自分でいじくる権利を許可しよう………。せいぜい自分で玩び、苦痛を、生み出した快楽で紛らわすんだな…………」
右手の拘束だけ外されたが、既に沢木の襟首なんかを掴む気力は無く、手を強引に自分の逸物の前に持っていかされ、仕方なく宅間は自分の逸物を、訳もわからずコスった。
『なんだ!……なんだ……?…この状態………』
排便を我慢し、我慢しているそこに男根は入れられ掻き回しまくられ、痛みから逃れるために自分の逸物を手早くコスっている状態。
「ホラァっ!頑張ってもっと気持ちよく擦れっっっ!!!」
コスり始めたらわざと、回していただけのそれまでの腰使いを止め、下から上へと乱暴に天井を突き上げてくるようになった!
グサグサ結腸弁に食い込む!!
「アハァッ!!」宅間の開いた口内から涎が飛び散った!
慌てて滅茶苦茶にコスる!
「ア゛ァ!!ア゛ァ!!」
宅間は死ぬ思いで泣きながらコスった!
この状態を沢木は10分まるまる味合わせた。
ダメだ………無理だ……。勃たない…………。
痛みと心的ショックによって、どれだけ擦っても入れられながら芯が硬くなることは結局無かった。
いじくることで多少は快感の発生が局部に沸き起こるが、心のショックで快楽が頭に入ってこねえぇ。
宅間刑事はガクッと力尽きて横を向く。
その内に沢木が汗か暑さのためか、上半身から衣服を脱ぎ出し、下も投げ捨て、本格的にのしかかり打ちつけラッシュを始めた。
ズッルゥーーっっっ!!結腸に入り込んだ。
「ふ゛わっア゛ア゛ァア゛ッ!!!」
これまでにない異質な刺激。
体全体が弁を割り裂きS状結腸のカーブを無理矢理伸ばし、腸管を初めて擦り上げた時の激痛に跳ねる。
沢木の体の動きから結腸の中にどうやら白い液を噴出したらしいことが、宅間にわかった。
こうして、トイレ感の強い地獄のアナルセックスは終わりを告げた。
用が済んだら思い切り一気に肉棒を引き抜かれた肛門からは、濃い茶や黒の汚物がついでにズルズルと、畑から芋を引き抜いた勢いで溢れ出してくる。
痙攣しながら吐き気を堪え、天井を見上げながら宅間刑事は己の肉体の悪臭を放つ内容物を、自分が乗っている台座の上に撒き散らし出した。
沢木はその様子を見下げながら、しばらく歩いてどこからか先端が穴あきシャワーヘッドになっているホースを取り出し、まず己の下半身に纏わりついた汚物と汚水をぬるま湯でそそぎ落とすと、宅間刑事の肉体も、台座ごと水を放射し洗って落とした。
台座の下には丁度排水口が、ストライプの網の溝蓋を被せられて存在している。
網目は緩いので、水飛沫とともに汚物はたちまち、流れていった。
そばにあるシャツなどを手に取って着替え始める。
身なりを整えると「後3回これだ」
と先程の機械をまた側に寄せた。
宅間の切れた肛門に消毒液をダイレクトにぶっかけてから、宅間が滲みて痛がる顔をほんのり微笑む顔を浮かべて楽しみ、沢木は機械の先端の器具と宅間の肛門にそれぞれジェルを塗ってまた奥深く挿入し固定した。
また15分ばかし蛙のようにぽっこりと腹を満たされ、その後は沢木の逸物を入れられることもなく、逆流切り替えスイッチを押され、今度は腸の内容物が機械の中へと吸い込まれていくモードにチェンジされる。
散り散りの汚物が透明チューブの中を舞い泳ぎ、機械に備え付けられたタンクの中に全部吸引される。
これを念入りなほどに、3回繰り返させられ、腹部はぺたんこに、完全に空っぽになった。
ともだちにシェアしよう!