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第1話

目が覚めると、そこは見知らぬ部屋だった。 「あぁっ………いやっ…もうやだっ………」 この声は誰の声だろう。 「まだまだこれからだよ。もっといっぱい愛し合おうね」 「んんっ……やっ………たすけっ………」 そうだ、これは僕の声だ。 僕はこの人に、慧に………囚われたんだ。

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