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29.魔王がまたお仕事なので
魔王は二週間に一度ぐらいの頻度で、仕事だと出かけていくようになった。
僕からしたらそんな程度でいいのかと思ってしまうが、イオールからしたらここのところ出かける頻度が高いそうだ。
「あっ、あっ」
「以前でしたら三月に一度も魔王城から出ませんでした。それなのにこんなに出るなんて、魔王さまは本当に奥さまを愛しておいでなのですね」
「ぁんっ! ど、どういう、ことぉっ?」
今僕は後ろからメリルのイチモツで尻穴を穿たれながら、イオールにちんちんをくにくにと揉まれている。魔王は出かけている間も僕の尻穴を拡げたままにしておけって言ったから、魔族たちに代わる代わる尻穴をいっぱいにしてもらっているのだ。
僕の魔力量が多いから、尻穴を拡げてもいじってないとすぐに閉じてしまうらしい。
メリルの後は触手の魔族が待っている。生殖器だという触手がグロテスクで、それを見ているだけで尻穴の奥に濡れた感触があって困ってしまう。なんか、よりグロテスクなイチモツの方が僕は好きみたいだ。
「ぁんっ、あんっ、あんっ!」
「魔王さまは魔族同士の小競り合いを観察もされるが、おそらく今気にしているのは新しい勇者たちの動向だろう」
メリルが奥をぐりぐりと刺激しながら教えてくれた。そんなに奥刺激されたらイッちゃうよぉ。
「あぁあああんっ、あんっ、あんっ……はぁ……ゆうしゃ?」
「ああ、もったいない……」
「ひゃぁああんっ!?」
イオールがイッてしまった僕のちんちんをしゃぶる。そのままちゅうううっとイッたばかりのちんちんを吸われて、がくがくと震えた。イッたばっかのちんちん、そんなに刺激されたらぁっ。……好きだけど。ちんちんずっといじられるの好き。あっ、玉も……。
僕ってばホント、スキモノになっちゃった。
メリルも僕がイッてるのがわかってても腰の動きは止めてくれないし、もう最高。
「そうだ。新しい勇者は、奥さまが知ってる奴なんだって?」
「んっ……そう、だけど……あぁんっ!」
これじゃまともに話なんてできない。でも奥を抉られるの気持ちいいよぉ。
「ひぃあぁあああっ!?」
しかもイオールがまた僕のちんちんの穴に形状を変えた舌を入れちゃうしぃ。それっ、クセになっちゃうからだめなのにっ。
「どういう奴なんだ?」
メリルに聞かれて、僕は途切れ途切れだけどザーコのことを話した。
初恋の相手だったけど、告白したことはないこと。僕と同い年だったけど、小さい頃からがたいがでかくて村の子どもたちを子分にしていたこと。僕も子分だったけど、そんなザーコに憧れていたことなど、抱かれながら全部聞き出されてしまった。
「そうかそうか。じゃあここに着いたらみんなで歓待しないとだな」
「ぁんっ! 殺さ、ない?」
「殺すわけないだろ? 魔王様と闘って負けたら性奴隷にはなるがな」
「そう、だよね」
殺されないならそれでいいと思う。負けたのに相応の扱いをするなんて無理だ。勇者として魔の国に足を踏み入れたんだからそれぐらいの覚悟はあるはずだ。
でもそうしたら王女たちはどうしたらいいのだろう。できれば女性たちにはひどい目に遭ってほしくない。けれどさすがに二度も魔の国に足を踏み入れてしまったのだから、温情を求めるのは無理だろうか。
「ぁああっ、王女、たちは……」
「抵抗すれば性奴隷だな」
「だよね……ぁああっ……できれば、優しく……あんっ!」
「奥さまは優しいですね。女性たちには迫られてたいへんだったのでしょう?」
イオールが不思議そうに聞く。それはそうだったんだけど、それは僕が彼女たちに欲情しなかったからだし。性愛の対象が違っただけだから彼女たちが悪かったわけじゃない。
そんなことをまたどうにか話した。抱かれながら話すのたいへんだよぉ。気持ちよすぎて余計なことまで話してる気がするし。
「女性たちに対して嫌な感情はないのですね。なるほどなるほど」
「その時によるだろ」
「ええ、それはわかっています。ですが彼女たちはかなり魔力量が多いのですよ。あの勇者はそれほどではありませんが」
「それは、欲しがる者が多そうだな」
「メリルも欲しいですか?」
「俺は奥さま以外いらん。おまんこは極上だし、快感も魔力も最高だしな」
「あっ、あっ、あっ、あっ!」
背面座位でずんっずんっと奥を抉られるのがたまらなく気持ちいい。しかもメリルは僕の両足を広げられるだけ広げながら突き上げるからたまらなかった。奥っ、開きっぱなしになっちゃううっ。
「私も奥さま以外はいりませんね」
「ひぃあああああっっ!?」
またちんちんの穴をイオールの舌で穿たれて、前も後ろも犯されて僕は喘ぎまくった。メリルの後は触手の姿の魔族が来て、生殖器であるでっかい触手をずぶりっずぶりっと尻穴に突き入れた。
「トゥール、奥さまのおまんこを苗床にしてはいけませんよ。苗床にするならこれから来る勇者になさい。いっぱい卵を産ませてトゥールから離れられなくさせるのです」
「そ、そんなぁっ……あぁあああーーんっ!」
「殺さないのですからいいではありませんか。卵を産むのは相当気持ちいいそうですよ?」
卵を沢山かかえた生殖器に奥をこれでもかと突きまくられて、僕は反論することもできなかった。
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