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「亮介……亮介っ」
荒い息遣いが亮介の耳元でしている。そろそろ寛希も限界なのだろうか。
「ねぇ……ひろ、き……もう、挿れて……」
「えっ、でも……」
「お前、限界だろ……? ゆっくり、なら、多分大丈夫……っあ!」
心配しつつも寛希は指を抜き、ガサゴソと自らのズボンを脱ぎ捨てた。そしてポケットから何かを取り出していた。
亮介はチラリと振り返り、思わず笑いが込み上げた。
「ははっ、準備がいいな」
「マナーとして、ね。亮介とセックスする気満々だったから……」
「ありがと……っ」
薄いゴムに覆われた硬いものはやけに冷たかった。だが、その冷たいものがぬめりを与えてくれているようで、寛希のペニスはすんなりと受け入れられた。
「あぁっ……んっ!」
「痛くない? 大丈夫……?」
「だい、じょぶ……ほら、早く……」
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