7 / 1150

未羽…17歳2

3号室・遠野未羽  近衛千歌 「このえ…ちか?で、いいのかな?。えと…こんにちわ?」 「こんにちわ。新入りだね?オレはコノエチカだよ17歳」 「あ。同じ歳だ!ぼくは遠野未羽」 「みわ?どういう字?」 「未来の未に羽」 「いい名前。みわって呼んでいい?」 「そっちは?オレは千の歌だよ」 「そっちもいい名前と思う。ちかってぼくも呼ぶ」 「おや?早速仲良しだな?」 「うわっ、出た!サド先生」 「こらこら新しい子が間違えて覚えたらどうしてくれる?佐渡と書いてさわたりです。よろしく。君はみぃくんだね?」 「げ…あのアクマ野郎…余計なことを」 「ぷっはは!アクマか!なるほどさくまからSをとるとアクマだな。うまいっ」 「俺は千歌の担当だよ。よろしくな?ちなみに副長やらせてもらってます。後、瀬谷(せたに)局長ともう1人紫藤って医者がいるからおいおい挨拶にくるよ」 佐渡が消えたのを確認すると千歌は口を開いた「マジ、サドだからあの医者。ぶっちゃけここの医者の頭文字みんなSなんだけど、文字通りSでビビるよ」 「ちかは元気そうに見えるけどどこが悪いの?」 「さぁ?みぃは?」 「ちかまでみぃって呼ぶ!」 「いいじゃん」 「糖尿病性性機能障害だって」 「え?なんか深刻そう…治らない系?」 「たぶん。インスリンがお友達になりそうかな?」 「どんな治療してるの?」 「治療ってかまだ検査?ちんちんに変なもん入れてくるし、尻は触ってくるしこれが痛いのなんのって。オレ小さい時高熱出て以降、成長止まったらしくて調べ中なの。だから声も高いまんま」 「そっちも大変だね」 「うん。本当たいへん。同室の子が来て心強いよ!一緒に頑張ろ」 ・ ・ この時の千歌とは今も親友だったりする。 ちなみにここでぼくより一足先に看護師してるはずなんだけど…まだ見えない

ともだちにシェアしよう!