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未羽 アフターケアを受ける

「未羽〜?大丈夫か?」 相馬は3人がいなくなると未羽に装着していたモニターを外してベッドの端に座り、未羽の腰を撫でた。 相馬の暖かい手にほぉっとする未羽だが複雑な表情を浮かべる 「大丈夫じゃない。何がなんだか…」 「ともかく…今回ので数値があがるといいな?起きれる?」 「うん…わっ」 未羽はベッド上で体勢を変え、バックハグの形で相馬のあぐらのナカに座らされドキドキと振り返り見上げた 「よく頑張りました」 「えと…ありがとう?」 「未羽?足ひろげて?」 「え、な?」 「ほら。恥ずかしがるな」 相馬は慣れた手つきで未羽の陰茎に手を添えた 「…んんっ、ちんちん触っちゃだめ」 「そう?おとはちんちん撫でると喜ぶようになったよ?」 「なんでこんなことする?」 「ん?前に言ったと思う。あのまま痛いまんま終わると、ここでの思い出って痛いだけになっちゃうことない?そんなとこもう来たくないよな?だから、こうやって気持ちいいことすんの」 「嘘。佐久間先生はそんなことしなかった!紫藤先生だって放置だよ!すぐ看護師の涼木さんが来てはくれてたけどさ」 「先生によっていろいろあるから。これが俺のやり方だよ?おしりも触ろうか?」 「やっ。それはもうしないっ絶対いや」 「おしりはまだ、怖い?」 「好きじゃない」 「好きになろうよ。この間のおとみたいにとろけるくらい気持ちいいのが何回でもできるようになるよ?」 「でも、いやなものはいや…」 「トラウマ?」 「だって…」 「ん〜…克服しようよ?たぶん明日からみんなにされるよ?」 「え?」 「すればするほどホルモン出るから。ちょっと頑張ってみよ?」 「う〜…1本だけなら」 「いいよ」 相馬はポケットからローションを取り出し指を濡らした 「なんでそんなとこから…」 「秘密。はーっね?」 「うん…はー…んんっ」 「痛い?」 「少しだけ…」 「うん…うまく力、抜けてる。もう少し奥へいくよ?」 「ぁ…っっ」 「いい?ここかな?」 「いい…っ」 「よかったね。気持ちいいね、未羽」 優しい相馬の口調に力が抜け、未羽はうとうとと眠りはじめ…10年前を思い出していた

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