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17歳未羽 低血糖2

佐久間は未羽を抱き抱えて処置4へと向かい、涼木はその前を歩き動線を確保した その間 「50%ブドウ糖打ちます?」 「意識ないからそうだな40ml静注入れて様子をみよう」 「用意します」 処置内容を確認しあい、処置4について未羽をベッドに横たえるとすぐ2人はそれぞれ動き未羽へ処置を施した 「こいつ…まさかとは思うけど、便処置すんのがいやで飯食わなかったとか?」 「あ〜可能性はあるかも」 「ん〜…処置したほうのが筋肉の緊張ゆるんでいいんだけどな」 佐久間はまだ意識のない未羽のズボンに手をかけズボンとパンツを下げた 「じゃあ佐久間先生また何があったら連絡ください。ケア必要なら呼んでくださいね?」 「ありがとう。助かる」 「さてと…」 パンと音を立て右手に手袋をはめるとワセリンをつけ、未羽の体を横に向けナカへと人差し指を埋めていった 「…っ〜う…」 「意識戻ってきたか?ん〜〜?」 ナカから抜いた指を見て、佐久間は手袋を脱ぎ捨てた 「よし。そのままやれそうだな」 未羽の身体を正面に向きかえ佐久間は未羽の足の間に座り、今度は素手にローションをつけ中指を滑りこませていった 「…ゃあっ」 未羽はうつろな目で佐久間を見つめるが状況が理解できない ただ感じるのは孔の痛みと苦しさ…呼吸のしづらさ、辛さに涙が浮かびあがる 「ぃゃあっ、何?おしり痛いよ〜」 「検査な?足をひろげて呼吸しっかりしろよ?過呼吸になるぞ?」 「ひぁっっぁっ。痛いっ痛いからやめて。なんでそんなとこ指っ」 「まだただの直腸診。もう少し奥いくぞ」 「ひぃっっ、動かさないでーっ」 「痛い?」 「痛いっ痛いよ…ふぇっ…いやぁぁっ」 なかなかやめてくれない佐久間に未羽は声をあげて泣きつつ嫌がるが検査だと聞き、未羽はいじらしくも足を開いて必死で閉じないように耐えて震えていた 「ひっく…まだ?もう…終わりたい」 「ごめんな。前立腺探すからあと少し」 「ひゃあんっっ。そこやだぁっっ」 「ここか?気持ちいい?」 「わ…かんない」 「そうか?違う?」 「ゃあんっ、ぁ…あっ」 「やっぱりここ、気持ちいいな?入り口が痛いだけでナカは痛くは無いな?みぃ。 てことは…前立腺は問題なさそうだな。ホルモン補充やれそうでとりあえず安心」 指を抜き去り、ペーパーで拭うと佐久間はノートパソコンを持ち出し、ベッドの脇に座った。反対の手は未羽の陰茎を握り、先端の丸みを撫でた。 「なんでそこ…」 「よしよし」 「よしよしって普通頭じゃない?」 「ここも頭だろ?亀頭っての」 「それギャグ?」 「笑えよ。ほら口開けな?飴やる」 佐久間はポケットから出した飴の包みをやぶり未羽に差し出した 「あむ」 未羽はニコッと笑い佐久間の指ごと飴を頬張った 「指ごといったな?いい子だ。俺、明日は休みだけど明日の注射、ちゃんと頑張っていけよ?」 「は?」 「だから、注射。紫藤先生の仕事だから処置2に朝10時に行くこと。おしりは処置しなくて大丈夫だからちゃんと飯を食えよ?」 「え。決定なの?」 「決定。そしたら今日はもうフリーだから気持ちいいことの練習しような」 ニコニコと笑いながら佐久間は準備を始めた

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