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そのあとの周防
臣が消えると周防は瀬谷と2人きりになり、気まずさにそそくさと処置1から逃げた。
逃げた周防の背中を見て瀬谷は
「前を勃たせながら逃げたな…あれ、どうするつもりなのか…しかし、治療介助中にああなるとは…指導するように伝えなきゃいけないな」
うわー…やばい
やばいってっ
周防は慌てて近場のトイレの個室に入り呼吸を落ち着かせようとしたがなかなか落ち着かず、壁にもたれながらズボンの中に手を入れた
「…っん…ぁ…」
気持ちいい…あかん
こする手を早め、快感に周防はボーとし
「止まらん…っん…ん…っっ」
手は止まらず、たかぶりはおさまるどころか増していきズボンを太腿まで下げ
右の中指を舐めると自分のナカに埋め
「ぁあんっ…はぁ…はぁ」
自慰にふけった。
しばらくすると……
「誰だっ?息遣いがおかしいが気分でも悪くなったか?」
臣を送り届けた祖父江が中から聞こえる呻き声を心配して扉をノックした
祖父江先生!?なんでやねん…っ
うー…早よ消えろ
「だ、大丈夫や。心配かけてすんません、先生。問題ないで行ってくれて構へんです」
「周防か?いや、大丈夫な声じゃないだろう。開けるぞ」
祖父江はトイレの緊急解錠用の溝に持っていた小銭をあてがい開け、見えた光景に目を点にした
「周防……何してる」
「だ、だっておさまらんのやもんっ大丈夫や言うたのに開けるとかひどいでっあんた」
「仕方ない…抜いてやる」
「へ?」
「へ…じゃない。業務に差し支える。ほら、壁に手をついて尻を突き出せ」
「え、いいって…大丈夫やから…っ」
「遠慮するな。雅宗、いい子だから言うとおりに」
「ダメやって。しー先輩も真尾師長もいてへんのに」
「気にしなくていい。これは浮気じゃない。素直に甘えろ。自分でやるより早い」
「あかんって先生っ」
「強情だな」
なかなか言うことを聞かない周防にしびれを切らし祖父江は腰を掴み尻を自分の方に向かせた
「やぁだ…っっ」
どうしたらええの?ピンチやで…っっ
こんなんバレたら…っ
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