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宵さん、フィスト 2

一部始終を見ていた周防はさらにガタガタと震え、口元に手をやり叫びたくなるのを堪えていた。 ホラー映画もよぉ見ぃへんのに、こんなん刺激が強すぎるで、ほんま! ガクブルもんの光景ってやつやで しかしなんや、宵さん…あないに泣いて痛そうやったのに、幸せそうな顔しとるんは気のせい? 「ああっ…実継さんっ…ん、気持ち…いい」 真尾の支配されたい欲求と祖父江から感じる自分への愛に満たされ、真尾は心地よさに包まれていた。 心だけではなく 手、全体で前立腺を触られ、体自体も気持ち良く真尾は足を震わせた。 脳みそが苦痛から快感に切り替わり、とめどなく快感の波が真尾を襲い 「いいっ…実継さん…ナカ、イ、き…そう…です」 「いいよ。イきなさい」 「んっんーぅ…はぁはぁ」 くたんと体を横に倒し、真尾は大きく呼吸を繰り返した 「抜くぞ」 「はい…っう゛…ぁ…はぁぁん」 びくっびくっと体を揺らし、真尾は連続でドライオーガズムを迎え 「宵、よく頑張った。いい子だ。愛してる」 「実継さん…もっと」 祖父江に手を伸ばし、真尾は甘えた。 その手を祖父江はとり、抱きしめると触れるだけのキスを唇に落とし 「愛してるよ、宵。いい子だった。よく頑張れたな」 再度、ほめた。 祖父江はベッド下の引き出しからタオルを出し、ローションまみれの手をタオルで拭い 真尾の頭を優しい手つきで撫で、水を飲ませると真尾を寝かせ 「宵、ハードだったからしんどいだろう?しばらく休憩していなさい」 「はい、実継さん」 祖父江は真尾から周防に向き直り 「どうだった?」 「どうって…あんなん俺にはできんっ。やるつもりなん?嫌やで」 周防は震え、じわっと涙を浮かべ訴えた 「そんなにおびえなくてもしない。大丈夫だ」 「ほんま?」 「痛いのも怖いのも苦手そうだからあえて見せた。いいお仕置きになっただろう?宵もフィストはあまり得意じゃないしな」 「気持ちいいセックスならいくらでも歓迎やけど、痛いんは嫌や」 「じゃあ、その気持ちいいセックスをしてやる。根をあげるなよ?」 「どういうことやねん?」 「宵にもよくやるお仕置きだ。快感も続くと気が狂いそうになる」 「んな訳…」 「試せば分かる」 祖父江は少量のローションを手に取り周防の陰茎にその手を伸ばした。

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