「はぅ…はぁ、はぁ…」 瀬谷の小指が抜かれ、未羽は荒い呼吸を繰り返していた。 「体力あまり無いのかい？体力維持も治療に組み込まないといけないようだね」 「も…許して」 「許すも何も…目的が済めばすぐ解放するんだよ？未羽。その為にはどうしたらいいか…泣いてもいいから痛いのを乗り越えてその先の気持ちいいを見つけなさい」 「何…それ…」 「ん？由宇の時も紫藤くんの時も1度も快感を得たことがなかったりするかい？」 「そんなことは…無い、けど…でも、やっぱり痛いのはやだもん」 「そこは習うより慣れろだね？数やってなんぼだよ？気持ちいいと感じれば毎日でもやりたくなる。さあ、おしゃべりはおしまい。次のステップに移ろう」 有無を言わせず瀬谷は人差し指をローションで濡らし、入るか入らないかの位置で指を動かした 「ゃ、…ん…ぁ」 「こうすると…未羽の孔がヒクついているのが分かるかい？」 「分かんないよ…っ指、挿れるの？挿れないの？」 「挿れてって言ってごらん？自分の意思で受け入れるんだ」 「！」 未羽は瀬谷から出された指令に驚き、未羽は首を横に振った 「言えない…言えないよ」 「何故？」 「恥ずかしい」 「快感を求めるのは恥ずかしいことじゃない。自然な欲求で欠いてはならないものなんだから素直になりなさい」 「挿れてほしくて悩んでるんじゃないもん。挿れてほしくないから悩んでるんだもん」 「仕方ないね。じゃあ今日は無理矢理コースかな」 言葉と同時に瀬谷は人差し指を未羽のナカに全て埋めた 「っん゛ゃあっ痛いーっ」