651 / 1217

みぃ ドキドキ

消灯時刻が近づき、今夜の夜勤担当の奈南が3号室に巡回に来た。 奈南は入るなり見える光景に目を点にし 「えーと…これは?」 なんで未羽が千歌のベッドに? これじゃ、お互いの体が休まらない… それに今からやることがやりにくいな… 「未羽?自分のベッドに戻りましょう」 「は…はい」 未羽がゴソゴソと動きだすと、千歌は未羽の腕を掴み 「みぃ。戻んなくていいよ。あのね、奈南さん!違うの。オレが一緒に寝よう?って言ったの。みぃは悪くないからね?みぃが明日怖くて寝れないみたいだったから」 「優しいね?でも、それじゃお互い休まらないよ?後、プラグのローションの付け直しと0時にプラグ抜去しないとだし…」 「いいの!」 じっと真剣な目で見つめてくる千歌に奈南は折れ 「分かった。でも、未羽の隣でいいの?恥ずかしくない?」 「恥ずかしいよ…っ。でも、もっと恥ずかしいことされたから大丈夫なの!」 「そうか。それならこのまま処置しちゃうからね?」 「うん。みぃ、ごめんね?処置してもらうから」 「うん分かった。後ろ向いてた方がいい?」 「やだ。こっち向いてほしい。手繋ご?ダメ?」 「いいよ」 未羽は千歌の両手を繋ぎ、千歌の指と自分の指を絡めて額を千歌の額につけた 昼間、カーテンの向こうでされてたのを今ここでするんだ… なんか…ドキドキする 頑張れ…ちか

ともだちにシェアしよう!