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みぃ ドキドキ
消灯時刻が近づき、今夜の夜勤担当の奈南が3号室に巡回に来た。
奈南は入るなり見える光景に目を点にし
「えーと…これは?」
なんで未羽が千歌のベッドに?
これじゃ、お互いの体が休まらない…
それに今からやることがやりにくいな…
「未羽?自分のベッドに戻りましょう」
「は…はい」
未羽がゴソゴソと動きだすと、千歌は未羽の腕を掴み
「みぃ。戻んなくていいよ。あのね、奈南さん!違うの。オレが一緒に寝よう?って言ったの。みぃは悪くないからね?みぃが明日怖くて寝れないみたいだったから」
「優しいね?でも、それじゃお互い休まらないよ?後、プラグのローションの付け直しと0時にプラグ抜去しないとだし…」
「いいの!」
じっと真剣な目で見つめてくる千歌に奈南は折れ
「分かった。でも、未羽の隣でいいの?恥ずかしくない?」
「恥ずかしいよ…っ。でも、もっと恥ずかしいことされたから大丈夫なの!」
「そうか。それならこのまま処置しちゃうからね?」
「うん。みぃ、ごめんね?処置してもらうから」
「うん分かった。後ろ向いてた方がいい?」
「やだ。こっち向いてほしい。手繋ご?ダメ?」
「いいよ」
未羽は千歌の両手を繋ぎ、千歌の指と自分の指を絡めて額を千歌の額につけた
昼間、カーテンの向こうでされてたのを今ここでするんだ…
なんか…ドキドキする
頑張れ…ちか
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