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ヘタレくん
くまを抱き、じっと見つめてくる宵のその可愛らしい光景に涼木が目を奪われていると、実継は引き出しを開けて中からエネマグラを出し
ローションをエネマグラに垂らした
「なぁっ!なんで入ってっ」
「おまえのことだろうから、持ってくることすらしないと予想したから処置室から持ってきておいた」
「へ、へぇ…準備がいいですね」
「約束した日は持参しろよ?」
げ。あれってマジだったんだ。
「しかし、おまえは悪い子だ」
「俺が悪い子!?そしたらくま抱えたあの人はどうなるんですか!入院中にセックスとかっ」
「あの人ってなぁ…年上なんだからせめて宵さんくらい言おうな?」
「わ、わかりました。それ、ローションつけてますけど、挿れませんよ?」
「おまえに挿れなきゃ誰に挿れる?」
「え…そこのお尻丸出しで寝そべってる宵師長でいいんじゃないですか?」
「宵にやっても喜ぶだけだろう。意味がない」
「喜ぶならいいじゃないですか!」
「おまえは…ヘタレか」
「ヘタレって…」
「大人しく突っ込まれてろ。まずはズボンと下着を脱ぐ!そこからだ」
「いやです!」
「無理矢理がお望みか?エネマグラが嫌なら俺の指でグリグリしてやる」
実継は指を挿入する形にし、涼木に見せた
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