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めいめい

呼ばれた明は緊張しながら麻弥の側により 「じゃあ、暴れるとお互いに危険だから縛っていくね」 「お願いします」 「足、Mにね…左足からいくよ」 「わー…本当に縛られてる…」 「きつくない?」 「大丈夫です」 「こうやってきつくなりすぎてないか確かめること。動脈の触れる場所、分かるよね?」 「足背?」 「正解。足の甲と足首の付け根の間のとこね」 「はい」 紐を太ももへとそわせると麻弥は話を続け 「他には?確かめるとこない?」 「えっと…膝下(しつか)ですか?」 「そ。よく、お勉強してるね?めいめい優秀〜次は右足」 ゆるーい雰囲気の中で明が縛られていると実継の喘ぐ声が響いた 「っぅ…ぁあっ…時雨さん…っだ…だめですっそこ…っ」 「指、1本でかなり乱れられるじゃないか実。ネコ、最後までしてみるか?」 「い、嫌です」 「もったいないな…ちんこも勃ってるし、そこまで感じられるのに…あー、そうだ挿れんのちんこは嫌でもおもちゃならいいだろ?味わえ」 「え…おもちゃって…」 「ちょっときついぞ…ネコがはじめてちんこ挿れられる衝撃にはほど遠いが同じような感覚は味わえる。おまえのはじめての相手、大事にしてやれよ」 「はい」 おもちゃって…あの棚に並んでるアレらだよな? はい…って返事したものの…指よりはるかにデカイ…なかなかに恐怖だ 実継はおもちゃ棚へと向かった白鷺の背中を不安気に見つめた

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