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幸、新しい世界の体験

一連の光景を見て指宿は飲んでいたグラスを置き 「ん〜…なかなかすごかったよ。僕にはできないな」 パチパチと指宿は手を叩いた。 「蓮は甘いセックスしそうだもんな」 「ん〜…どうでしょ?すぅは怖がりだし泣き虫な子だからゆっくりしてあげてる感じだよ」 「まさかまだ最後までしてないわけないよな?」 「さすがにないよ。お仕置きに使えそうなソフトなのがあればしてみたいとは思うけど…むずかしいな」 「よしっ。縄外せました。で、来栖は縛りされてみるかい?フラッシュバックがきそうならやめるが?」 「う…でも、M字は恥ずかしいです」 「体の前で手だけでも体験してみる?。後ろ手もまだ怖いだろ?」 「それだとハグできない」 「ハグしたいタイプか?そういうのはアフターケアでしっかりしてもらえばいい。更科先生まず縄は二重にして使います。うちの場合、ここの引き出しにハサミがあるんですけど…緊急離脱用にハサミは近くに置いておくのは忘れないようにお願いします」 「分かった」 「必ず動脈が触れるか確認して鬱血に気をつけください」 「なかなか注意事項が多いんだな」 「そうなんです。さっき、放置してましたけど基本放置もしない方がいいですね。吊り上げなんかもできますけど…信頼関係がものいう世界なんでケガさせないように常に考えないとダメです」 「留め方がよく分からないが…締まらないようにする方法があるわけだろ?」 「そうです。縛りの話はまあ話すと長くなるんで割愛しますけど…じゃあ来栖、手を出して?」

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