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side.Subaru 「…くッ………!」 いつもの倍近く掛けて挿入されていく俺のモノ。 でないと円サンを傷付けかねないから。 急いて身を落とす円サンを留めるよう、俺は腕にグッと力を込めた。 「あっ…!すご、いッ……」 腸内にズプンと飲み込まれ、根元まですっぽりと結合を遂げたソコはピッタリと完全に密着し。 太股の上に腰を据えた円サンを、 俺は労うように両手で優しく包み込んだ。 「ふ…ぁ…奥、スゴいねっ……」 全貌を中に収めた円サンは恍惚の表情で目を細めて。 対面座位により深い所まできているらしく… 気持ち良そうに身体を震わせる。 「ッ…締めすぎです…円サン…」 上で身体が跳ねる度、後ろの蕾がギュッと締め上げられてしまい… 中自体がいつも以上にキツいものだから。 俺は思わず顔を歪め、余裕なく息を漏らした。 「円サン…動けそうですか…?」 かく言う俺も円サンの大胆行動に当てられ、限界寸前なんだ。 そういう切実な意を込め、 グッと腰を抱き寄せ中のモノを主張すると… 円サンはソレを一層締め付けて俺に応えてみせた。 「あッ…ハッ……んンッ…!!」 ギシギシとソファを軋ませ、円サンが腰を揺らし始める。 最初はゆっくり恥じらいながらも。 段々と馴れてきて快感が増せば、その動きは次第に妖しく淫らなものへと変わっていった。 「円サン…凄く、感じてる…?」 「やっ…言わな、でぇ…!!」 手に取るように判る円サンの豹変振りに、 締め付けられている自身のモノがグンと(かさ)を増していく。 それを態と主張するよう声に出せば。 円サンは恥じらいながらも、自ら揺さぶる腰の動きを鈍らせる事なく… 寧ろ更にピストンを加速させ、 厭らしい姿をまざまざと俺に晒け出した。 「あっ…ん……すばるくっ……」 「っ…は…なん、ですか…?」 グチャグチャと結合部を鳴らしながら、名を呼ばれ。 恋人のあまりの可愛さに余裕なく返事すると、 円サンは節目がちに俺を見下ろしてきて。 「ねっ……気持ちいッ…?」 首を傾げ、鼻先がくっつくほどの距離でうるりと見つめられてしまい… 堪らず獣じみた声を漏らす俺は… 言葉で応える変わりに、自らのモノを円サンの中目掛け、思い切り突き動かしてやる。 勿論、円サンの敏感なトコロを…的確に狙って。 「いッ…あアッ……!!」 耐え切れず身体を仰け反らせる円サンの背を、 倒れないようにしっかりと支えて。 その身体を引き戻し、 胸に唇を落としながら低い声で囁く。 「言わないと、分からないですかっ…?」 じっと捕らえて離さない。 互いに惹き付け合って、強く強く。 どちらとなく軽く触れるキスをし、 交わったままの目と唇で円サンはひと言───… 「言って…昴クンの声、もっと聴かせてよ…」 どうしてこの人は、こんなにも愛らしいのだろうか? まるで俺が恋に墜ちる事が必然だったかのように…。 何もかもで俺を惹き付けて、 一秒たりとも離してはくれない。 もっともっと。 罪深くても追い掛けたくなるぐらいに… 貴方は無意識にも、俺を狂わせてしまうんだ。

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