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第17話 僕の番だよ※

ベッドボードに寄り掛かって、僕を待っている海斗を何か直視出来ない。結局二人とも素っ裸になっちゃってるし…。さっきしてもらっちゃったとは言え、流石に僕も裸は恥ずかしい。 でも海斗のギラつく眼差しとか、身体の中心にそびえ立つ立派なものが濡れてるのを見ると、僕は身体が疼くのを止められなかった。 これって欲情してるってことだよね。僕は心臓がずっとドキドキしっぱなしで、それこそアドレナリン出まくりだ。ベッドを軋ませて海斗に近づくと、僕はグイッって手を引っ張られて海斗に抱き込まれた。 「…無理しなくていいから。」 そう耳元にささやかれて、僕はキッと海斗を睨みつけて言った。 「僕が最初に舐めるって言ったんだよ?もうっ!」 少しイラついた僕に海斗は困った顔で笑うと、両手で僕の顔を包んで、ゆっくりと僕にエロいキスをして言った。 「じゃあ、…してくれる?」 僕はキスですっかり蕩けてしまって、言葉も無く頷くと、海斗の首筋の匂いを嗅いでニンマリした。ああ。やっぱりこの匂い好き。それからチュ、チュと身体を手と唇で撫で下ろすと、時々ムクリと動く海斗のそこへ辿り着いた。 「…洸太は焦らすのが上手いな。」 少し掠れた声で話す海斗を見上げると、うっそりとした色っぽい眼差しで僕をガン見していた。僕はビクっと自分のあそこが高まったのに気づいたけど、目の前の僕とは違うそれを手に取った。 エッチな匂いがする…。でも嫌いじゃない。とぷっと濡れて、僕の手の中で滑りが良くなったのを感じて、僕はじっくりと見つめながら僕の手で反応する可愛いそれを堪能した。 「何かそんなに見られたら恥ずかしいんだけど…。」 海斗の言葉にニンマリした僕は、唇にそれを押し当てた。何かジクジク音がする様なそれに僕は夢中になって、舌を伸ばしてぺろぺろと舐めた。少ししょっぱい気がしたけど、直ぐに味なんて分からなくなった。 唇からつるんと逃げるそれは、バチンと僕の顎を打って、僕は面白さにクスクス笑った。その時僕は夢中になるあまり、海斗のことをすっかり忘れていた。 海斗の手が伸びて僕の髪を掻き回すと、僕は口に入れたまま海斗を見上げた。海斗の顔が強張ったのと、口の中のものがぐんと膨らんだのとどっちが先だっただろうか。 気づけば海斗の手が僕の頭を固定して、僕の口の中へグイグイと腰を押し上げる海斗に、僕は苦しくて涙目になりながらも、凄い興奮してしまっていた。 ブワっと膨らんだそれから、ビュルビュルと音が聞こえる様な振動を感じて、僕の口の中へベタッとしたものがいっぱい吐き出されたのは直ぐだった気がする。 「あ゛あっ!…んぐっ!」 色っぽい海斗の声を聞きながら、僕は口の中のこれをどうしたらいいか分からなくて目を白黒させていたんだ。

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