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第16話 僕がするって言った※

うっかり蕩けた頭で、僕が海斗のモノを舐めてあげようかって言っちゃったばかりに、今僕は海斗に甘噛みされてる。下着越しなのに、ぎゅっと唇で柔らかく締めつけるから、僕は状況と気持ち良さで、逝っちゃいそうだった。 僕は思わず、股間に頭を埋める海斗の髪を握って懇願した。 「あっ、ダメだって!出ちゃうっ!」 すると海斗は無言ながら、はぁはぁと荒い息遣いで僕を見上げながら唇を離してそっと僕のズボンと下着をずり下ろした。 僕は恥ずかしさと、海斗に今から何をされるのかという期待感で息も絶え絶えだったけれど、脱ぐのにちょっと協力しちゃった。本当は僕が海斗のモノを舐めてあげるって言ったのに、何だか逆の感じになってしまっていた。 「僕が海斗の舐めるって言ったのに…。」 僕がそう言って海斗と目を合わせると、海斗はグッと身体を乗り出して僕に貪る様にキスして言った。 「…後でしてくれる?先に洸太のこれ、ビクビクしてて美味そうだから、…したい。いい?」 そう尋ねる海斗に僕は頷くことしかできなかった。恥ずかしさももうあまり感じなくなって、僕は未知の経験を体験したくて堪らなかった。高校生なんて性欲の塊だもん、しょうがないよね? 自分でも濡れてるのがわかる、すっかり出来上がった僕自身を、海斗はじっくり指先で撫で回した。にちゃにちゃっていやらしい音が部屋に響いて、僕はやっぱり恥ずかしくなって顔を手で覆った。 不意に温かいものに包まれて、ゆっくりなぞられると、僕は目を閉じて仰け反った。気持ちいいっ…!海斗が手で扱きながら先端の敏感な部分をあちこち舌や唇で弄り回すから、僕はもう無理だった。 「あっ、あっ、だめっ!出ちゃうったらっ!んっ!あああっ!」 僕が押しのけようって海斗の頭を押したのに、海斗は僕に吸い付いたままで、僕は強烈な刺激に抵抗出来ずに出しちゃったんだ。腰が経験がないくらい飛び跳ねて、僕は引き絞られる様な気持ちよさを感じていた。 ぐったりした僕からそっと離れて、ティッシュに多分口の中のモノを吐き出した海斗が戻って来て、ベッドサイドに置いてあったペットボトルから水をひと口飲むと、ぐったりと脱力して転がっている僕を引き寄せて額にキスして言った。 「洸太の甘い喘ぎ声だけで、俺逝きそうだった。洸太やっぱり美味しかったし。…大丈夫?」 僕は、顔を覗き込んで来た海斗をじっと見つめて言った。 「うん。凄い気持ち良かった。僕上手くできるか分かんないけど、今度は僕の番だから。…ね?」

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