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第15話 海斗sideエロすぎる洸太
俺は洸太のエロさを舐めていた。シャツをはだけて赤くなった胸元をチラつかせながら、俺のモノを舐めてあげようかって恥ずかしそうに尋ねる洸太に、俺の下半身がブルっと震えたのが分かった。
お互いの気持ちが一緒で、両思いだってわかった瞬間舞い上がった純粋な俺の気持ちは、あっという間にエロへと転がり落ちて行った。洸太の唇は甘くて柔らかくて、恐る恐る俺の真似をする洸太が可愛すぎた。
俺はキスの経験はあった。ある種好奇心で、中学時代に告白されて付き合った女子とキスまでしたけれど、あまり良いものだって思えなかった。遊び慣れていた女子だったのか、俺の口の中まで舌でなぞられた時、ちょっと嫌な感じもしたんだ。
それから直ぐに別れちゃったけど、今になって思えばその頃から俺は、男の方が好きだったのかもしれない。女子には触手が湧かないのは確かだったし。
お陰で女子に余裕が出て、余計にモテるハメになった。高校でも何人にも告られたけど、その事を洸太には絶対気づかれたくなくて内緒にしていた。
どうして内緒にしてたのかも、今になれば理解できるんだ。バレてその事を、洸太に色々言われたくないって気持ちが強かったんだと思う。
だから洸太にキスした時の、バカみたいな気持ち良さに俺は頭がイカれそうなほど興奮したんだ。これが好きな奴とのキスなんだって嬉しくて馬鹿みたいに貪ってしまった。
ハッとして顔を離すと、洸太がトロンとした顔で更にキスをおねだりしてくるから、俺はもう我慢も限界だった。前みたいに昂った洸太を可愛がりたかったけど、今ブレーキの外れた俺が準備もないままに最後までしちゃいそうなのは明らかで、俺はグッと我慢したんだ。
なのに!なのに、洸太は凄く色っぽいトロンてした顔で俺のを舐めてあげようかって言って、自分のも収まらないって触っているから…。
もう、全然無理だった。最後までしなかったら大丈夫だって、何処かで僅かに残っていた理性が囁くのを聞きながら、俺は何も言えずに震える手で洸太のベルトを外したんだ。
ベルトのカチャカチャという音が妙に部屋に響く気がして、そして目の前に現れたテントを張った洸太のそれが下着を濡らしているのを見て、カッとして鼻血が出たかと思ってしまったほどだ。
俺は口を開いて、下着ごとそっと洸太の芯のあるそれをっはむって唇で挟んだ。凄いエッチな匂いがして、ビクビクって振動が唇に伝わってきて、最高だった。ああ、幸せが過ぎる…。
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