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十五日『いちご大福の日』
信周がめずらしくキッチンに立っている。
「ノブくん何してんの?」
「ハル、最近あんまりおやつ買ってこないじゃん? たまには一緒に食べたいと思ってさ」
実は信周の誕生日プレゼントを買うために、お菓子を我慢している晴日。実は信周もおやつタイムを楽しみにしていたことを知って、ちょっぴり複雑な気持ちになる。
何も知らない信周は笑いながら大福に切り込みを入れると、そこに豪快に苺をはさんだ。あっという間に四つのいちご大福が皿に並ぶ。
「食べようぜ」
「うわぁ、美味しそう」
二人で食べるおやつはやっぱり美味しい。
【参照◇三月十六日『財務の日』】
参照◇三月十六日『財務の日』
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