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六日『ゴムの日』
五泊六日の帰省を終えマンションに帰ると、信周は玄関で晴日の唇にむしゃぶりついた。荷物もそのままに真っ直ぐベッドへなだれ込む。
服を脱ぐのももどかしく、互いに体をまさぐり合い、そしてあっという間に達した二人が二回戦目に突入しようとしたとき、晴日が小さな抵抗を見せた。
「え……なにこれ、やだ、何挿れたの……?」
「ハルの大好きな俺のちんこ」
「嘘ぉ? 絶対違う、やだやだ、抜いてぇ」
「イボイボ付きゴム。どう、気持ちいい?」
「え……ええっ……っ」
戸惑う晴日を上から見つめる信周はにやにやと優しい目をしている。
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