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二十八日『菜っ葉の日』

「……うん……うん、分かった。ありがと、ばあちゃん。じゃあまたね」    電話を切った晴日は急いでスーパーへ出かけて行った。  「食欲がない」と言ってぐったりしている信周のために。晴日が祖母に教えられて買って来たのは、夏バテによいというモロヘイヤと豚肉。信周が元気になるよう願いを込めて、これからそれらをバター醤油で炒めるのだ。

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