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二日『とんこつラーメンの日』

 替え玉をたいらげ、スープを飲み干した。自然と汗が噴き出す。丼を置くと、先に食べ終えていた向かいの席の晴日がおしぼりを差し出した。 「美味しかったね」 「うん、また来ような」    二人の大好きなとんこつラーメン。たまに無性に食べたくなる故郷の味だ。

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