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第44話 エピローグ①:肉便器公開羞恥刑~そして新たなる地獄へ~※
カコーン、カコーン、カコーン……
――ニューヨーク。
朝の5時。
マンハッタンの高層ビル群が、美しい朝焼けに染まる。
ランニングをするニューヨーカーや、早朝から出張に出かけるビジネスマンがスーツケースを転がして行き交う交差点。
裸身に、GEISHA(芸者)のような派手な着物を羽織り、高さ10センチある黒い高下駄を穿いた男が、手を頭の後ろで組んで、ガニ股で歩いていた。
結び帯も何も着けていない、赤いサテン生地に派手な昇り龍の描かれた着物は、歩くにつれて前がはだけてきている。
汗まみれの顔は、こめかみまで伸びた大胆なアイライナー、キラキラしたラメの光る濃い目のチーク、イチゴジャムのように真っ赤な口紅――と、倒錯した色合いに満ちていた。
「おっ……おおっ……! ケッ……ケツマンコッ! アイムッ! BUZAMAッ! KETSUMANKOッ……!」
イエローキャブのタクシーが先頭で信号待ちする横断歩道の真ん中で立ちどまり、尻をユサユサと左右に大きく振る男。
そのとき、男の耳に装着されていたイヤホンに、『ちがいますよ』という声が届いた。
『おまえの名前は『BUZAMA NIKUBENKI KETSUMANKO』です。そんな簡単なことも覚えられないのですか?』
「アッ……!」
さっと青ざめた男――瀬名が、
「もっ、もうしわけありませんっ、ピエールさまっ……! アッ、アイアムッ……!」
言い直そうとしたところ、
『罰としてバイブ①スイッチ入れます』
非情なアナウンスがイヤホンに届く。
「ひっ!? いひっ! うごぉぅッッ……!」
ウィンッ、ウィンツ、という作動音が瀬名の尻穴から聞こえ、ブブブブブッ、とその穴を容赦なく掘り上げる蠕動音が響く。
「おっ! おほっ♡ おおおおおおおおおおおおおおおおおおっんンンッッッ♡♡♡」
信号待ちをしていたタクシーの運転手が、
「な、なんだあれ……ジャパニーズHENTAIか……?」
クネクネと身をくねらせ身もだえる瀬名を身を乗り出して見つめる。
瀬名は赤い着物の下に、黒いコックハーネスを身に着けていた。
腰ベルトからVの字に伸びたハーネスの股間の穴から、フル勃起したチンポとパンパンに膨れ上がった大きなふたつのキンタマがぶら下がっている。
チンポには、ステンレスの尿道プラグが突き刺さり、射精できぬよう、ガチガチの三連コックリングでチンポの根もととキンタマが固定されている。
乳首を固く穿つニップルクリップから下がったチェーンの金具は、尿道プラグの取っ手のリングと連結されており、ブルンブルン揺れる勃起に合わせてジャラジャラ鳴る。
首輪は、穴の部分に小さなチンポ型アクセサリーがついており、『KETSUMANKO』と黒字て刻印されたシルバーの丸いネームタグが中央に配置されていた。
『なにしてるんですか。とっとと歩きなさい! あと、渡りきったら誰かに『おまんこしてぇ♡』とバカ丸出しのアヘ顔でおねだりしなさい。わかりましたか?』
遠隔で指示するピエールの命を受け、
「おっ……! はっ、はひっ……! しょうちひまひあッ!」
瀬名は高下駄の音をカコーン! カコーン! と響かせながら、横断歩道を渡りきる。
早朝のマンハッタンに、人の姿はまばらだ。
すれ違ったビジネスマンに、
「ハッ、ハァ~~イ♡」
瀬名は陽気に話しかける。
「アイムジャパニーズッ、ブザマッ、二クベンキッ、ケツマンコォッ♡ アイラブ♡ ビッグディックッ(デカいチンポ)♡ ファッ……FUCK ME! プリーズッ!」
エリート然としたビジネスマンの顔に浮かびあがった戸惑いと嫌悪の色。
次の瞬間、「NO!」と言われた瀬名は、
「あっ、あぁっ……しっ、しっぱいっ……しましたぁっピエールさまぁっ……!」
涙目でピエールに報告する。
『バイブ②。MAXで動かしてあげます♡』
「えっ……そっ……そんっ――――うごっ!? うほぉぉぉぉぉぉぉ―――――――――ッ……!!!」
瀬名のケツ穴に入った、5本のアナルバイブ。
種類もかたちもバラバラのバイブは、ずり落ちないよう、黒いハーネスで固定されている。
『こら。立ちどまるなと言ったでしょう! さっきの①もMAXにしますからね』
「おっ! ほっ♡ おおぉっ♡ うほほほぉっんッ♡♡♡」
ブオンブオン暴れるバイブがナカでくいっとL字に曲がり、
「あごぉ―――――――ッッ!!!!!」
手を頭の後ろで組んだガニ股ポーズで反り返る。
尿道プラグのわずかなすき間を通ってせり上がってきたガマン汁が、地面にポタポタと垂れ、瀬名の通り道に黒い染みを作る。
(あっ……あぁっ……はっ、はずかしいっ……こんなっ……こんなっ……はずかしいようっ……!)
――アブダビ行きの朝。
いきなりたたき起こされ、迎えに来たロールスロイスに乗せられ、車内でメイクを施され、バイブやニップルクリップを装着された。
そして、街中で車から降ろされ、
「まだ少しフライトまで時間があるから、ウォーキングでもしてきなさい。市井 のみなさんにその恥ずかしいカラダをたっぷり見てもらうんですよ」
文字通りほぼ裸で、放り出された。
はじめての街中公開処刑。
少しずつ増えてきたニューヨーカーたちの冷たい視線が、瀬名の心に刃物のように突き刺さる。
さらに、
ブッ! ブ――――ッ!
5つものアナルバイブの突き刺さったケツ穴から、せきとめられた屁が鳴り響く。
バイブを入れられる直前、腹のなかにねじ込まれたカプセル状の浣腸液。
体温で温められると周りのカプセルが剥がれ、なかに入ったグリセリンが染み出してくるそれを20粒も入れられたのだから、たまったものではない。
(うっ、うんこっ……! うんこがしたいっ……!)
「ピッ、ピエールさまっ……!」
『ん? なんです? BUZAMA NIKUBENKI KETSUMANKO』
「まっ、まことにもうしわけありませんがっ……ブッ、ブザマ二クベンキッ、ケツマンコのけつまんこぉっ! クソが満タンでぇっすっ!」
額から脂汗をポタポタ垂らしながら、申告する。
「ブッ、ブーブーくっさいおならがとまらなくてぇっ! バッ、バイブがクソをグリングリンかき混ぜてますぅッ……!」
『なんですかそれは。まったく本当にどうしようもないケツマンコですね。ぜったい漏らすんじゃありませんよ』
「はっ、はひっ……! でっ、ですがっ……! お腹が死ぬほど痛くてこれ以上歩けませぇっ――んっ……!」
『弱音を吐くんじゃありません! そんなことではスレイブ大会予選落ちですよ』
「もっ、もうしわけありませんっ……でっ、でももうっ! むりっ! おなかっ! 破裂しそうなんですぅっ……!」
グル~~~~ッ! ギュルルル~~~~!
すれ違った人が飛び上がるほど、けたたましく鳴り響く腹の蠕動音。
「はっ! あぁッ……! しっ、しぬっ……!」
がくんっ、と膝を突き、歩道に崩れ落ちる。
そんな瀬名をよけて歩く周囲の人波。
空高く昇ったまぶしい太陽が、ニューヨークの街角に倒れ込んだ瀬名の姿をピンク色に照らし出す。
『なに勝手におねんねしてるんですか。立ちなさい。KETSUMANKO』
イヤホンに届く、ピエールの冷たい声。
『……しかたありませんね。そんなに罰がほしいならぜんぶくれてやりましょう』
瀬名の尻穴に入っていた5本のアナルバイブが一斉に作動し、MAXの振動で腹のなかを抉る。
「アッ!? アァァァ―――――――――ッッッ!!!」
さらに前の尿道プラグのスイッチも入り、なかでカーブした先端が前立腺まで届いて、トントンッ、トントンッ、と性感帯をキツツキのように絶え間なく突く。
「あぁぁっ! はぁっ! アッ♡ あはぁっ♡ おへぇっ♡♡♡ ほっ♡ おぉぉぉッッ♡」
もう人に見られていることなど忘れてしまうほど、快楽の沼に溺れた瀬名は、
「イッ、イグッ♡ クソまみれのケツ穴ホジホジされてぇっ♡ イッ♡ イグッ♡ ぐぅぅぅぅ――――――――ッッ♡♡♡」
無様なドライアクメに達する。
『立ちなさい。KETSUMANKO』
「くっ……うぐっ……ふぐぅっ――!」
全身から汗を滴らせて立ち上がった瀬名の目に、100メートルほど先の路肩に止まったロールスロイスが飛び込んでくる。
車から出てくる、ビシッとしたスーツ姿のピエール。
――ピエールは最初からずっと、運転手に指示し、瀬名の後ろをロールスロイスで尾 けていたのだ。
『――走りなさい。追いつけたら、乗せてあげますよ』
ピエールは、再びロールスロイスに乗りこむ。
「アッ……!? まっ――まっ……てっ……!」
ブロローンッ、とあっという間に去っていく車。
「まっ、まってっ! おいていかないでぇっ……!」
走り出した瞬間、高下駄でつまづき、「アッ!」と転倒する。
突いた膝頭から血が滲みだし、「うぅっ……」と呻きながら立ち上がった瀬名は、高下駄を脱ぎ、手に持って走り出した。
『アイムBUZAMA NIKUBENKI KETSUMANKOと叫びながら走りなさい』
「アッ……アイッ、ムッ……! ブザマッ! ニッ、クッ、ベンキィッ……! ケツマンコォッ……!」
三連のコックリングで拘束されたチンポとタマ袋が、猛烈なダッシュにブルンブルン左右に揺れる。
振動する尿道プラグに引っぱられ、ビローンと糸のように縦に伸びきった長乳首。
尻穴を抉るバイブのわずかなすき間から漏れる屁が、ブッブブッ、ブッ、ブブッ、ととまらない。
『ははっ♡ なんて無様なんでしょう。サイテーな肉便器のストリーキングですね♡』
前を行くロールスロイスの窓から顔を出し、楽しそうに手を振るピエール。
その手にはスマホが握られ、けんめいに車を追いかける瀬名を撮影していた。
瀬名がようやく追いつけたのは、ロールスロイスが信号待ちでとまった10分後だった。
「……アッ……! アァァッ……!!!」
ロールスロイスの広い後部座席の床に転がり込んだ瀬名は、肩をゼーゼー上下させる。
「んっ。なんだか臭いですね」
顔をしかめたピエールが鼻をつまむ。
「クソの臭いだな。もうすでに漏れてるんじゃないのか?」
と鏡。
「まったくもう――クロワッサンがまずくなるじゃないですか」
ピエールと鏡は、車内のリクライニング席で優雅にクロワッサンを食べ、コーヒーを飲んでいた。
「こらBUZAMA NIKUBENKI KETSUMANKO! うんこ臭いですよ」
ピエールが瀬名の背中にかかと落としする。
「ぐっ……! もっ……もうしわけっ……ありませんっ……!」
床に這いつくばった瀬名は土下座する。
ピエールが瀬名の着物の裾をまくりあげ、尻を丸出しにさせる。
尻穴に突き刺さったアナルバイブが黒いコックハーネスの奥で、ウィンウィンウィンウィン派手に暴れ回っている。
「空港まではあと20キロ。だいたい30分くらいか。それまでガマンするんだな」
(そっ……そんなにっ……)
だが、瀬名に逆らう権利など残されていない。
「わ……わかりました……」
ウィンウィンッ! グイングインッ! ブッ! ブーッ! ブゥッ――――ッ!
瀬名のケツ穴から響く、バイブ音とおならの音。
「まったくうるさい屁っこきケツマンコですね。少しはおとなしくできないんですか」
「も……もうしわけ――ございません……」
ブッ、ブリィッ!
溜まりきったクソがバイブを押し下げ、ほんとうにわずかなすき間から、便がブリィッ、と漏れ出てきた。
「あっ、うんこ出てるじゃないですか。このバカKETSUMANKO!」
ピエールに尻を革靴で蹴られ、「あぁっ!」と跳ねあがる。
「もっ、もうしわけありませっ――もうしわけっ、ありませっ……!」
ブッ!
ブブッ!
ブォ――――ッ!
大砲みたいな屁と同時にクソのかたまりがナカから押し出され、ネチョッ、と尻穴を汚す。
「しかたない。オムツだな」
鏡がバッグから瀬名用のオムツを取り出す。
「着物を脱いで裸になれ」
言われたとおりにした瀬名に星のプリントされたカラフルなオムツを穿かせる。
「まったく。ほんとうにしまりのないKETSUMANKOですね」
「もっ、もうしわけっ……ありませんっ……」
椅子に座ったピエールと鏡の前にうずくまり、土下座する瀬名。
ピエールは瀬名の背中にドカッと脚をのせ、フットレストがわりにする。
「ウッ……!」
「今日のフライトはプライベートジェットなんですよね?」
「ああ。向こうがチャーターしてくれた。参加するセレブは全員、プライベートジェットで行くことになってる」
「ふふっ。楽しみぃ♡ でもちょっと寝ないとだなぁ。朝早かったから眠くて……」
あくびしたピエールは、気まぐれに瀬名の腹をドカッ、と蹴る。
「うごぉっ……!」
「こら、動くな! ばかまんこ! あとうんこ出たら教えろ」
「あっ……! うんこっ! でてっ……ますっ……ブリィッって、オムツのなかでベチョベチョネトネトしてますぅっ……!」
涙と鼻水まみれで床に額をこすりつけ、申告する。
――やっと空港に着いたときには、瀬名はフルマラソンを走りきったランナーのように汗だくになっていた。
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