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第45話 エピローグ②(終):肉便器公開羞恥刑~そして新たなる地獄へ~※
空港の特別会員用のゴージャスなトイレの個室で、ようやくプラグを外され、立ったまま排泄した。
プラグについたうんこは舐めてきれいにし、プラグや尿道プラグなどの淫具はすべてまとめてゴミ箱に捨てた。
会員用のシャワーブースでシャワーを浴び、化粧を落とし、首輪を嵌めたまま赤い着物の帯を締めて着る。
チンポとキンタマを拘束する三連のコックリングはつけられたまま、いまだ射精はできない。
「あ――あれですよ」
ピエールが、発着場の一角にとまっていた小型のプライベートジェットを指さす。
近くにいた職員に声をかけ、
「もう乗れるみたいです。行きましょうか」
天使のように美しい顔でにっこりとほほえむ。
プライベートジェットの中には、CAの格好をした男の職員がひとりいた。
「ようこそ、プランタジネットさま、鏡さま」
アジア系の若い職員が流暢な英語で出迎える。
「グッドモーニン。今日はよろしく」
「世話になるな」
プライベートジェットの中は、大きな白い革張りのソファと壁掛けのTVモニターがあった。
奥の部屋にはベッドまで用意されている。
「2名様――ですね」
(え……?)
「ああ。人間は、ぼくとミスターカガミ。それと「KETSUMANKO」という名前の犬、だ」
「犬はリードとマナーウェアの着用が義務になっております。それも用意させていただきました」
瀬名の目に飛びこんでくる――奥の部屋の荷物置き場の隅に置かれた、鉄製の檻。
ケージの横のトレーに用意された、太い鉄の鎖と、大型犬用のオムツ。
尻の部分に穴が空いたオムツは、うんこをキャッチする透明なビニール袋が下側についていた。
「ありがとう。じゃあ、いま準備するね」
ピエールが瀬名の脚をドカッと蹴る。
「あぐっ!」
もんどり打った瀬名は床に倒れ込む。
ヴィトンのボストンバッグから、瀬名用の道具を取り出したピエールは、
「犬のくせに服を着ているなんておかしいですよね。すぐに脱いで、ケツ穴を自分で拡げなさい」
と命じる。
「はっ、はいっ……いますぐっ……」
着物を脱いだ瀬名は、床に這いつくばり、尻を高く突き出して両手で尻穴を拡げる。
くぱっ、くぱぁっ、と魚の口みたいに動くケツ穴が、鏡とピエール、職員の前に無様に晒される。
その尻穴にピエールは獣毛のふさふさしたしっぽのついたアナルプラグをねじ込む。
「うっ……! ぐぅっ……!」
長さ30センチはあるプラグが、グリグリと奥にねじ込まれる。
三連のコックリングで固定されたチンポから、先走りの液がポタポタと垂れ落ちる。
「こら! 床汚すな!」
ドカッ、とピエールに頭を蹴られ、
「ひぃっ! ごっ、ごめんなさいっ! ごめんなさっ――いっ!」
慌てて落ちた汁をレロレロ舐める。
「仰向けになって脚開け! モタモタするな!」
「はっ、はひっ……!」
すぐさま仰向けになり、膝裏に手をかけて大きく股を拡げる。
揺れるチンポを、ピエールは革靴で思いきり踏みつける。
「ぎゃっ……! ギャ―――――――ッ!!!」
「うるさいですよ、KETSUMANKO!」
「いっ、いたいっ! いたいっ! いたいんですぅっ!」
叫びながらも、ピッ! ピ―――ッ! とガマン汁が噴水のように飛び出してくる瀬名のチンポ。
「このド! マゾ! クソブタ野郎!」
キンタマをかかとで潰され、
「うごぉっ!」
と白目を剥いて「く」の字にもんどり打つ。
「遊ぶのはそのへんにしてオムツをさせよう」
鏡のことばに、ようやくキンタマ潰しから逃れ、犬のオムツのマジックテープを留められる。
尻の空いた部分からアナルプラグのしっぽのファーが垂れ、チンポとタマはオムツのなかにすっぽり隠れてしまった。
「うんこはこのビニールのなかにしなさい。出そうになったらクンクン鳴くんですよ。プラグを外してあげますからね」
「はっ、はいっ……ありがとうございますっ」
床に頭をこすりつけ、ペコペコ礼を言う。
鏡が、ボストンバックから取り出した、犬の全頭マスクを瀬名に被せる。
鼻の穴の部分と口だけ出た黒いラバーマスクに顔じゅう覆われた瀬名は、(うっ……うぅっ……!)とこみあげてくる興奮に身ぶるいする。
ピエールが、瀬名の乳首にシュコーンシュコーンとものすごい回転ブラシのついたニップルサッカーを装着する。
「ほっ♡ あへっ♡ おほぉっ――んっ♡」
乳首を高速でこすられ、わずかに空いた鼻の穴から鼻水を垂らしてアヘる。
ピエールはニップルサッカーの上から強烈なクリップで乳首を挟み、そのクリップの穴に鉄製の真鍮プレートの紐をくくりつける。
「おっ……! おおお―――――――ッ……!」
鉄の重みでズーンッ、とずり下げられた乳首が、床まで届きそうなほど細細く伸びる。
「うっ、いっ、いだいっ!」
「こら! しっかり顔を上げろ!」
ピエールに腹を蹴り上げられ、「んごっ!」とのたうち回りながら、
「はっ……はいっ……!」
と四つん這いで顔を上げる。
引き伸ばされた長乳首にぶら下げられた真鍮の横長ネームプレート。
『KETSUMANKO』の文字が、ひとつずつアルファベットで焼き付けられた瀬名のドッグタグ。
首輪に鎖を嵌めたピエールは、
「おとなしく「ハウス」しているんですよ、わかりましたか?」
鎖をぐいぐい引いて瀬名をケージまで引きずっていく。
「なかでは四つん這いのまま、けして座らないこと。うんことおしっこのときはクンクン鳴いて我々を呼びなさい。……そうですね、おむつを替えるのは、あのCAにやってもらいましょう。クッソ臭い奴隷うんこ見られて恥ずかしさに泣きなさい。水も勝手に飲まないこと。あ――これを嵌めて」
ピエールがトレーの上に用意されていた骨のかたちの口枷を、瀬名に嵌める。
「うっ……むむッ――ふっ……うぅぅぅっ……!」
赤い骨型のギャグが唇に食い込み、口の端からだらだらよだれが垂れてくる。
「これじゃ、クンクン鳴けないだろ」
と鏡。
「ふん。まあそのときはアブダビまでうんこガマンの刑ですよ」
瀬名の首の鎖をケージの留め具に固定し、動けないようにする。
「ほら。とっとと中に入れ!」
ピエールに背中を蹴られ、瀬名は急いでケージの中に四つん這いで入る。
瀬名の大きなカラダでは、じっと身を縮めてなければいけないくらい、ケージの中は狭かった。
ケージの扉を閉めようとしたとき、ピエールがふと思い出したように、
「あ。そうだ。チンポ拡張しないと」
バッグから持ってきた極太の尿道プラグを瀬名のオムツの前をひらき、ブス―――ッ! と勢いよく挿入する。
「ふッ! ふぅっ……!」
「このプラグのなかには催淫剤が入っていて、少しずつ溶けていきます。そのうちチンポさわりたくてさわりたくてしかたなくなってくるでしょう。なのにあわれチンポは犬オムツのなか。ははっ。涙が出そうなほど切ないストーリーですね」
(あ……ああっ……!)
「閉めますよ。きちんと四つん這いでいい子にしてなさい。いい子にしていたら、あとで我々の食べ残しをあげますから」
「は……はひぃっ……」
「バイブとプラグは最初は弱めにしておいてあげます。ときどき様子を見にきますから、そのとき何か粗相をしていたらお仕置きですよ。わかりましたね?」
カシャンッ、と扉が閉まり、瀬名は、荷物置き場の隅の、薄暗い場所の檻に閉じ込められる。
全頭マスクは目もとに穴がなく、視界を完全にふさがれている。
口もギャグで固定されているため、呼吸はマスクの鼻のわずかな穴でするしかない。
ネームプレートで引き伸ばされた長乳首はもう少しで床につきそうだ。
高速回転するブラシがニップルクリップの乳首をこすり、そのむず痒さが瀬名を地獄の陶酔へと誘う。
プラグからじわじわと染み出した催淫剤に、オムツのなかのペニスがムクムクと起き出す。
(おっ……! チンポッ! さわりたいっ……シコシコしこってイきたいようッ!)
だかそれはすべて――瀬名にとっては見果てぬ夢。
ケツ穴に入ったバイブが小さく動き出し、内側の性感帯を刺激する。
「フッ、ふぅぅ♡ ふ――――ッ♡ んっ♡」
「ははっ、KETSUMANKOがいい気分でアヘりだしましたね」
「おおかたチンポしごきたいとか考えているんだろう。こいつはチンポでしか物を考えることのできない低能肉便器だからな」
「そうそう。我々とはちがう底辺の下等動物。ただ与えられる快楽にすがって生きるのみの愚者――ですね」
笑いながら、鏡とピエールは白い革張りのソファのあるメインの部屋に移動する。
いつのまにかパイロットが2名、コックピットで離陸に向けて準備をしていた。
「もうすぐ出発です。シートベルトをお願いします」
CAの男がふたりに声をかける。
鏡とピエールはゆったりした一人がけのラグジュアリーな椅子に腰かけ、シートベルトを締める。
プライベートジェットは、スムーズに滑走路を駆け抜け、離陸した。
ポーンッ、という音とともにシートベルト解除の許可が下りる。
「ふーっ、やっぱり自由っていいですねぇ」
大きなソファに移って大きく伸びをしたピエールは、
「ワイン――あります?」
と職員に聞く。
「はい。赤と白、どちらになさいますか?」
「うーん白で。ミスターはどうします?」
「私は赤で」
「あ、犬には例の水で」
「承知しました」
例の水――とは利尿剤入りの水のことだった。
オールフラットになる白い革張りの椅子を倒し、ワインで乾杯するふたり。
窓の外では、遠ざかっていくマンハッタンのビルたちがまるでミニチュアの街のように見える。
「あ――自由の女神だ。きれいな海。そして山。こんなきれいな景色を見られないなんて、KETSUMANKOはほんとうにかわいそうですねぇ」
――そのとき、瀬名は、暗い荷物置き場の隅で、これまでの自分の人生を考えていた。
どうしてこんなところまで流れてきてしまったのか。
いまとなってはもう、何もわからない。
ただ――犬として、こんなみじめな待遇を受けてもなお、自分のチンポはギンギンに勃ち、いやらしい汁をポタポタ垂らし続けている。
これでいいのかといわれたら、たいていの人は首を横に振るだろう。
だが――自分はこれでいい。
瀬名は思った。
誰よりも無様でみじめでみっともなくて恥ずかしくてうんこまみれでヒーヒー泣きながら射精を乞う。
それが――いちばんウソいつわりなく生きている自分なのだと。
瀬名は黒いレザーマスクの下の目をつむった。
そして想像のなかで、いま自分が飛んでいる場所の景色を頭に思い描いた。
きっと空は青く――海はどこまでも続き、遠くに見える山は美しいだろう。
この海を超えたら、また新たなる地平がひらける。
その先に待っているであろう凌辱の数々を想像するだけで瀬名のチンポとケツ穴がじゅわじゅわと疼く。
ああ――――
されたい――
もっと――――
もっとひどいことをされたい。
だってわたしはKETSUMANKO。
誰よりも無様な肉のかたまり。
なんの権利ももたない肉便器だから。
何も見えないマスクの下で、瀬名は、満ち足りた笑みを浮かべていた。
(「そんなの聞いてないっ!」終わり)
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