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悠介 ホルモン内科入院棟へ
午前中はαとβの棟での業務で難なく半日を過ごせた。
午後はΩ棟、、
食事のあと、悠介はトイレで抑制剤を飲み首の後ろにテープ状の抑制シートを貼った。
これで完全にβに擬態できる。
そして悠介は彼にまた出会った。
しかし、彼は一瞬ビクッと体を揺らしたかと思えばそそくさと部屋へと入ってしまった
「え?彼は…」
「知ってる子か?」
「あ、顔見知り程度で名前も知らないんですけど入院してたんだ」
「ああまだつい昨日の話だ。江東睦月。発情期がなかなか訪れなくて精査のための入院。突然のヒートの発来に注意な?」
「分かり…ました」
悠介の心臓は高鳴った。
あの子がΩだったなんて…だからあんなに俺は反応ししてしまったのか?
まだ発情期を迎えてなくてアレならいざ迎えたらどうなるんだ?
悠介は興奮が抑えられなかった
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