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第1話 ご主人様に愛される僕

 ご主人様のペニスを口いっぱいに頬張る。  裏筋を舌で丹念に刺激する。  ご主人様が少し喘ぐ。  いったん、口を離すと唾液とカウパー液が入り交じった液体が、ご主人様のたくましいペニスと僕のいやらしい唇の間にキラキラとした糸みたいにつながっている。  ご主人様を見上げてねっとりとした目つきで僕は言った。 「ご主人様、お願い、いやらしいメス犬のまことの口まんこを思う存分に犯してください」  ご主人様が僕の頭を掴む。  僕は再び、ご主人様のペニスを咥える。  ご主人様がゆっくりとやさしく僕の頭を前後に動かした。  僕も再び、舌でご主人様のペニスの裏筋を刺激する。  何度も繰り返しているうちにご主人様がうめいて、射精した。  大量の精液が僕の口の中に流れ込んでくる。  もちろん、僕は喜んでご主人様の精液を喉を鳴らして飲み干す。  とても美味しい。  しばらくして、ご主人様のペニスが自分の口から抜き取られる。僕は名残惜しそうに唾液と精液まみれのそれを眺める。もっとずっと咥えていたい。しゃぶっていたい。口の端から白い涎を垂れ流しながらご主人様に僕は言った。 「ご主人様の精液、美味しいです。もっと飲ませてください」  しかし、ご主人様は僕の服を剝ぎ取り全裸にしてベッドに押し倒す。 「ああ、いやあん」  いやいやと顔を振る。もちろんいやじゃない。これからどうやって犯されるのかと思うとぞくぞくしてくる。ラブホテルの鏡に映ったいやらしい顔。僕の顔はメス犬そのもの。ご主人様が僕のペニスの皮を剥いてペニスを口に含んだ。僕の頭の中では自分のペニスは女性のクリトリス。射精ができるクリトリスだ。女性器はネットでしか見たことしかない。見ても興奮はしなかった。 「ああ、僕のクリトリス、気持ちいいですう」  思わず股間から快感が頭まで突き抜ける。 「気持ちいい、気持ちいいよお」  ご主人様が執拗にペニスをなめまわす。僕はすぐに射精した。ご主人様が僕の精液を飲んでいる。しかし、ペニスから口を離すとどうやらまだ半分は口の中に残っているみたい。いつも通り僕にキスをしてくる。そして、口に含んでいた僕の精液を強引に飲ませようとする。僕は嫌がるふりをしつつも、実は積極的に飲み干した。ご主人様の唾液と自分の精液がいりまじって美味しい。全然、嫌じゃない。けど、嫌がるふりをすると僕はもっと興奮するんだ。 「ああ、ご主人様、大好き」  二人でベッドでひしっと抱き合う。しばらく休んだ後、お互いの精液と唾液まじりの液体を交換しながらディープキスを続ける。僕は積極的にご主人様の唾液を飲み込む。美味しい。  ご主人様が僕の胸を触る。  乳首をいじり始めた。 「あん、いやあ」  ご主人様は執拗に僕の両乳首をなめまわす。また、ご主人様のペニスが勃起し始めた。僕のペニスも同様に勃起している。勃起しても皮はかむったまま。  ご主人様に浴槽に連れていかれる。本格的に責めてくれるんだ。ああ、早く、いやらしいメス犬のまことを犯してほしい。僕は四つん這いになった。ご主人様に浣腸してもらうためだ。嬉しい。  ご主人様はビデオカメラも用意している。いつも撮影されている。僕が自ら望んだことだ。撮影されると興奮して、浣腸されるだけで射精しそう。ご主人様は指サックをつけて入念に僕の肛門をマッサージしてくれる。指を深く入れてきて、腸の壁をやさしく触ってくれる。僕は喘ぎ声を出して、それが浴室内に反響する。僕の肛門の締め付けが弱くなったらアナルを広げるようにさらに刺激してくれる。  指を少し曲げて優しく腸内を引っ搔くような動きを繰り返す。僕は浴室でさらにかわいい喘ぎ声をだす。そして、ローションをつけたバイブで肛門をこねくり回される。 「ああ、気持ちいい、まことのケツまんこ、気持ちいいよお」  ご主人様に恥ずかしいことを言うよう命令された。  本当は僕のほうが命令してくれるよう頼んでいるんだけど。 「ご主人様、いやらしいメス犬の性奴隷のまことに浣腸してください。ケツまんこをきれいにしてください」  僕は三回浣腸された。けど、まだ排泄される液体に汚れた色がついている。もっと浣腸してくれうよう、ご主人様におねだりをした。ご主人様は、あと二回僕の肛門に浣腸する。すっかり肛門から出てくるのは透明な水になった。僕は嬉しくなった。ご主人様のペニスを僕の排泄物で汚したくはない。本当はもっともっと浣腸してほしかったけど。犯されて性奴隷にされるこの感覚が気持ちいい。  もっと僕を征服してほしい。もっと僕を虐めてほしい。もっと僕を辱めてほしい。もっと僕を犯してほしい。そして、僕をやさしく抱きしめてほしい。  ご主人様に体を全部きれいにしていただいた。時々、シャワーでペニスや肛門を刺激されて、辱めをうける。それが気持ちがいいの。 「ああ、早く僕を犯して、ご主人様」  犯される前に二人で裸で並んでベッドに座ってビデオ鑑賞。画面には四つん這いになった僕の肛門から汚い排泄物が出てくる。それを見て僕は興奮する。ペニスが勃起してくる。ご主人様がそれを手で掴んでゆっくりと前後にピストン運動させる。  僕は淫らに叫んだ。 「ああ、僕のクリトリスが気持ちいいですう、ご主人様!」  しかし、さらにご主人様の手が前後に動くのが早まる。画面には僕の肛門のアップ。大量の浣腸液がほとばしり浴槽の壁を汚す。なんて、いやらしい光景なの。 「ああ、いく、まこといっちゃう」  しかし、僕が射精寸前でご主人様の手の動きが止まる。 「いや、意地悪しないで。ご主人様、最後までいかせてえ!」  本当はもっと意地悪をしてほしい。ご主人様はベッドに横たわる。すでに勃起したご主人様のペニスを僕はローションをたっぷりと垂らし、自ら肛門にご主人様の剛直をゆっくりと挿入する。そして、静かに上下運動を始めた。 「あう! 気持ちいい、まことのケツまんこ気持ちいい」  ご主人様も気持ちよさそうにしている。  僕はだんだんと激しく腰を動かす。 「ご主人様、一緒にいってください。変態のまことの中にいっぱい精液注ぎ込んでえ!」  ご主人様のペニスが僕の肛門を刺激する。あまりの気持ちよさについに僕は射精、大量に白濁液が噴出した。天井まで届くほどの射精。二人とも精液まみれになった。気持ちいい。けど、ご主人様は射精してくれなかった。 「ご主人様の意地悪、一緒にいってほしかった」  今は夏だけどわざと冷房を消してお互い汗だくになって、肛門でつながったまま、精液、唾液、汗まみれで抱き合った。激しくキスをして唾液を交換しあう。 「お願い、ご主人様の精液をまことの中に注ぎ込んでください」  ご主人様は、一旦、離れると僕を四つん這いにして後ろから肛門を貫いた。ああ、犯されるのって気持ちいい。ゆっくりと肛門を突かれて僕は喘ぎ声をあげる。 「気持ちいい、ああ、まことのケツまんこ気持ちいい、ああ、いい、いく、いくう」  だんだんとご主人様の動きが激しくなる。僕のペニスもまた勃起してきた。ついにご主人様が僕の直腸内に熱い精液を射精した。    精液を体内に注ぎ込まれた僕は気持ちよさに気絶寸前となった。  僕も射精した。  さすがに量は少なかった。  そのあとは長い時間抱き合っていた。  ご主人様はやさしく抱きしめてくれる。  僕はセックスも好きだけど、それよりもこの時間が一番好き。

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