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ー鼓動ー144

 確かに雄介の言う通りなのかもしれない。 俺次第で雄介は気持ち良くなる事が出来るし……っていう所であろう。  雄介に玩具を動かされる前に雄介のモノを口に含んで雄介の事を気持ち良くしてやりたい。  そう思うと俺は思い切って雄介のモノを口に含むのだ。  こういう事、ホント今まで雄介は俺にやらせてくれなかったから俺はあまり上手くはないのは分かっている。 だけど、こういう事って二人で気持ちよくなってナンボのもんなんだから、俺だって雄介の事を気持ち良くさせて上げたいとは思っている。  雄介のモノの先端を舌先を使って舐めていく。  すると雄介のモノの先端部分からは透明な液体が出てきていたのか、なんとも不思議な味を舌で感じている。  でも気持ち悪いとかそういうのは感じない。  それは好きな人のものだから?  食べ物飲み物とかとは全く知らない味だ。  しょっぱいとか甘いとかっていうのはなくて人間らしい味とでも言うのであろうか?  汗の味でもない。  こういう時にしか出てこないモノの先端から出てくる分泌液。  こういう事をやっていて最後に出てくる白い液体とは違う透明な液体。  そして俺は舌先を使って先端部分を舌先で割ってそこを舐める。 「ふぅ……ん!」  そう雄介の口から声が漏れてくる。  ……良かった……雄介の奴、気持ちいいみたいで……。  俺はこういう事は下手くそだけど、雄介の事は誰よりも好きだって事は負けない。 そして本当に雄介に気持ち良くなって欲しいと思っているから今日は少し頑張ってみることにした。  そして雄介のモノを口へと含む。  流石にAV女優みたいに大きな口開けて口深くまで雄介のモノを入れるって事は出来ないけど、それなりに大きな口を開けて自分が苦しくない範囲まで雄介のモノを口の中に入れてみる。  それで俺の口の中で出したり入れたりを繰り返す。  口の中でするっていう事はある意味、蕾に入れているのときっと同じ位の感覚なんだろう。 ただ奥にまでモノが入らないというだけなのかもしれない。 ローションは唾液だし口の中は温かいだろうし蕾の中だって当然温かい口をしっかり閉じれば蕾の入口を締められているのと同じ事。 要は中に入れる前の疑似体験なのかもしれない。 

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