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ー鼓動ー146

 雄介の足がベッドを突っぱねている。  それくらいこの今やってる俺の行為は気持ちいいという事だろう。  雄介が俺にこういう事をやって楽しんでいるのなら俺もやってあげたい。  だから今日の俺は雄介が達くまで頑張ってみる事にした。  袋を楽しんだ後は再び裏筋の方へと舌を這わせていく。 そして再び先端部分の方へと舌を這わせそこを舐めたり吸ったりを繰り返す。  さっきも透明な液体が雄介のモノの先端部分から出てきていたのだけど今はそのさっきの時よりも更に溢れてきていた。  それを俺は舌先を使って舐め上げる。 「ホンマ……っ! ちょ、待ってっ!」  そう切羽詰まったような声を上げている雄介。  ……もうちょっとかな?  再び雄介のモノを口へと含む俺。  そして頭を上下へと動かしたまに雄介のモノを吸い上げる。 「ぅ……っ! ホンマ……それは……ぁ……アカンって!! ちょ、ちょ! ホンマ待ちっ!」  今日はそんな事を言われても止める気はない。 だって俺だって雄介に気持ち良くなって貰って俺の口だけでイって欲しいって思ってるんだから。  ……だから、もう少しだけやらせてくれよ。  と思ったのだけど今度は雄介の方が本格的に動き出す。  雄介も意地なんであろうか?  やっぱ俺の口のは出したくないのかな?  雄介は俺の中に入っている玩具を振動させながら動かしてくる。  ……ぁ……それ……ダメぇ! それをやると俺が雄介の事……気持ち良くさせて上げる事が出来なくなるから。  せっかく今日はここまで出来たのに……もう少しで雄介の事イかせる事が出来たかもしれないのに。  俺は思わず雄介のモノから唇を離してしまう。  やっぱり、勝てない。 そういう事をやられてしまうと快楽の方が上回ってしまうに決まっている。  俺は心の中で自分の体に嘆きながらも完全に雄介のモノから口を離してしまっていた。  今度は俺が快楽に溺れる番だ。

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