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ー鼓動ー207
……って、一人でするって事も忘れた!? いや、自分のモノを掴んで上下に扱くだけでいいんだっけ? それで、イけばいいだけの話っ!
俺はパジャマのズボンの中に両手を入れて、とりあえず思い出したように自分のモノを両手で扱き始める。
……あ、テッシュも必要だ。
そう思うと片手をズボンから出してベッドの上の所にあるであろうテッシュを数枚取ると自分のモノの先端へと持っていく。
……後はこれで……っ! 扱いていけばいい筈!
雄介が寝てる時にその後ろで一人でスるなんて事、シた事がなかった。
寧ろ恥ずかしいのだけど、これが治るまで寝れる訳がない。
要は体が興奮状態で、そう子供の頃に遠足の前の日みたいな状態という事なのだから。
まだ寝れないっていうだけならいいのだけど今の状態では全然寝れなそうだったから、今はこうするしか他はなかったから仕方がない。
でも暫く扱いてみても勃ってきてはいるもののイくっ! には至らない俺の体。
……え? これだけでは足りない? って事!?
本当に今までこんな事になるなんて考えた事もなかったせいか、今の俺はどうしたらいいのか分からない状態だ。 しかも、さっきの状態でもかなり中途半端だったのに更に中途半端な状態でイけていないのだから、凄く気持ち悪い。
用意したテッシュだって今は無駄になりそうだ。
しかし、どうして急にそんな気分になってしまったのであろうか。
いや男の性欲とはある意味急にくる。 いや俺の場合には少なくとも若い頃にはなかった事だ。
……しかし、どうしよう。
そして急に後ろの蕾の方まで疼いてくるのだ。
……へ? そういう事!?
やっぱ今まで雄介にそこでしてもらっていたからなのか、今の俺にとって後ろの蕾の方が気持ちいいのかもしれない。
……でも、流石に自分でそこは弄った事は……ないと思う。
仕方なしに、この後ろの蕾の疼きを止めるには自分でやるしかないだろう。
前を押さえながらも俺はゆっくりと手をお尻の方へと回す。
そして中指を中に入れてみた。
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