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ー鼓動ー255
そしてさっきのように腰を動かし始めると中で雄介のモノがポイントに当たったような気がしたっ!!
「ぁ……んん!」
自分であまりやった事がない俺。
だからなのか自分の中にあるポイントの場所はよく分かっていなかったからであろうか。 いきなり雄介のモノがポイントへと当たって体をビクリとさせる。
こんないきなりの事では体がついていけないのかも……!!
でも雄介がやる場合には手加減なしというのかゆっくりではあるが確実にポイントを突いてきていた。 これを自分でとなると……怖いのと期待と両方入り混じってきているのかもしれない。
そう! ポイントを突くというのは気持ちいい。 でも自分でやると手加減してしまう。
しかも雄介のお腹の上に手を置いているのだから、ストップもかけられてしまう。
とりあえず自分が動かなければ雄介の方も気持ち良くなれない。
結構、この体位というのは俺からしてみたら難しいのかもしれない。
そして、もう一度腰を落とす。
すると、またポイントへと雄介のモノが当たるのだけど直ぐにそこから離してしまう俺。
いや、しかしこう考えていたらなかなか先に進めないような気がしてきた。
いつも雄介が動いている時にはある意味雄介が動いてくれているのだから、ポイントをリズム良く突いてくれて、声を出していれば良かったのだけど、今の俺の状態ではそう雄介のようにリズム良くは出来ていない。
これではいつまで経っても二人はイけないのかもしれない。
「ゆ、雄介……悪ぃ……俺にはやっぱこれは無理だ」
そう頭を下げるようにして言う俺。
「へ? 何で?」
「だってさ。 自分で動くと手加減しちまうだろ? だからさ、気持ち良くなれないのかな? って思っちまって……」
「そうか? 俺的には全然ええねんけど……? なんていうんかな? 逆にゆっくりしてくれておるから望の中にずっと居られるって感じやしな」
「なら、今日は俺が本当に動いてていいのか?」
「え? あ、まぁな……そんでイかせてくれたらええし……」
そう返してくり雄介には嘘も偽りも無さそうだった。
なら本当に今日は俺が動いていていいという事だろう。
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