本当に今日は色々と時間を掛けているような気がする。　でも、たまにはゆっくりやりたい時だってあるんだから、いいのではないだろうか。　寧ろゆっくりとした時間というのは本当に久しぶりなのだから、たまにはゆっくりとヤるのもいいのであろう。 　それに今は初心に返ってっていうのが合っているのかもしれない。 　そう俺が先ず雄介のモノを舐めたりするのが初めてだからだ。 　俺が雄介のモノを舐めている間、雄介にしては珍しく大人しくしているようにも思える。 　きっとやっと雄介は大人しく居ようと思ってくれたのであろう。　そこに安心すると俺の方は本格的に雄介のを舐め始めるのだ。 　人間のモノというのは、ツルツルしているように思える。　もしかしたら人によって違うのかもしれないのだけど。　先端部分の方を舐め上げると、ちょっと甘い味がするのは気のせいであろうか。　そして俺の方は大きな口を開けて、雄介のモノを半分くらいまで口へと含み、それを上や下にとスライドさせる。　そうする事で部屋内には水音が響くのだった。 「ん……ふぅ……ん！」 　すると雄介の口からは何かを我慢するような声というのか、甘い息というのか、そういうのが漏れ始めてきていた。　そして手で顔を覆い、本当に何かに耐えているという感じだ。 　段々とそれはもがくような感じになってきて、雄介は軽く俺の方に顔を向ける程度に半身を起こしてくると、 「ちょ、望……ホンマ、そろそろ、アカンねんけど……っ！」 　その声に俺の方は反応し、雄介のモノから一旦顔を離すと、 「だったら、イけばいいんじゃねぇのか？」 　と言うのだ。　だって今のこの状態では俺から言える言葉というのはそれしかないのだから。 「あ、まぁ……そうやんなぁ……」 　そう言って、再びベッドへと頭を預けてしまう雄介。 　そして俺の方も雄介のモノを再び舐め始めるのだ。 　雄介のモノは本当にこれでもかっていう位、勃っていて、時折ビクビクとしている。　雄介のお腹の方もビクビクと痙攣し始めて来ているのは気のせいであろうか。 　本当に雄介は俺のこの拙い舐め方でも反応してくれているということなのであろう。 　そんな雄介に俺の方が嬉しい気持ちになってきた。 　確かに俺の方は雄介のように人のモノを舐める行為というのは慣れてない。　だけどそんな拙い行動でも雄介は反応してきてくれているのだから、本当にこっちまで嬉しくなってくる。 　それならやはり最後までイかせて上げたいと思うところだろう。　それからの俺というのは先程より激しく舐めたり先端部分を舐めたりを繰り返す。 　すると雄介の口からは先程より甘い声が漏れ始めて来たようだ。 「ふぅ……ん！」 　確かに俺の方には激しくはないものの、雄介のそういう声というのも悪くはない。