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高嶺の花はおねだり上手/本編その後if 01※

「っぁ···、だめ·····ッ、せんぱ、·······ぃ、や····、ぁぁッッ」  白濁の液体が飛び散り机の上を汚すと、相手に覆い被さっている男はあーあ、と呟くと机に飛び散った精液を指でなぞるのだ。 「びちゃびちゃじゃん。どうすんの、これ」 「·······あ、ごめ·····、なさ·······っ」  すると男はふっと笑ったと思えば、机に仰向けで寝ている相手をふわっと抱き締め、頭を撫でるのだ。 「·····うそうそ。怒ってないよ。真に受けちゃってかわいーなあ、もう」 「········ッ、ひど··········っ」 「ごめんね、咲良ちゃん可愛くてさ。虐めたくなるんだよねえ。・・ほら、お詫びにまた奥突いたげるからさ」  達したばかりで息が上がっている咲良の太ももの裏を再び掴むと、男は未だ治まる気配のない酷く膨張した性器をひくひくと痙攣している窪みに当てるのだ。 「っや、··········も、····むり··········っ、·····ぁ、ぁッッ」  咲良の静止も聞かずに最奥まで一気に埋め込むと、咲良の体はぴくぴくと震え、先端からはまたもどろっとした液が溢れるのだ。  そんな様子を見た男は笑うと、自身が達するまで何度も腰を打ち付けた。 「大丈夫~?」  結局この男が中に出すまで、咲良は5回ほど達することとなった。  腰が抜けた咲良を気遣った男は咲良を机に座らせてタオルで体を拭き、汚れてしまった机も痕跡が残らないように綺麗にした。  ボタンを止め、下着とズボンを履かせてやると、男は咲良をぎゅうっと抱き締めるのだ。 「ーーッ、ぁ··········、ぅ」  背に回した手でズボン越しの尻を撫で、そのまま割れ目に指を這わせると、先ほど達したばかりの下腹部が疼いてしまう。 「·····っ、も、あさひ·····、くるっ、から·····るい、せんぱ·····、っあ·····」 「·····ん、もーちょっとだけ·····。だってさ、朝日くんの机の上でこーゆーことすんの、めちゃくちゃ興奮すんだもん」  咲良ちゃんもでしょ?とズボン越しの割れ目にぐっぐっと指を埋め込まれ、あっ、と声が漏れると類はにやっと笑った。 「俺とこんなことするようになってからもう結構経つよね。悪い子だなあ」 「·····生徒会室でヤるのが好きな変態に言われたくないんだけど。ほんと趣味悪い·····、」  すると類はそりゃどーも、と笑うのだ。 「·····それに、俺が先輩の誘いに乗ったのは朝日が俺のこと構ってくれないからだし、」 「ね。こーんなに可愛い恋人を放置するのがバカなんだよ。·····ま、おかげでこんなに良い思いできてんだけどさ」 「あーあ、でも咲良ちゃんの処女欲しかったなあ。那智は咲良ちゃんのこと処女って言ってたのに」 「····先輩まだ言ってんの、それ。処女厨?」 「んーん、処女が好きなんじゃなくて、咲良ちゃんが好き」  類の柔らかい唇で先程も散々弄られた未だぷっくりと主張している突起をシャツ越しにはむっと咥えられ転がされると、肩がびくっと跳ね上がってしまうのだ。 「ひ·····っぁ、·····だ、め·····っ」  すると指の腹で膨れ上がっている尖りをくりくりと撫でながら、類は咲良の耳に口元を寄せるのだ。 「·····ね、咲良ちゃん。俺の事好き?」 「ん······ッ、すき·····、だか、ら·····ぁ·····、ぁっ···」  体をぴくぴくと震わせ、類の頭を抱き締めながらも問いかけに答える咲良を見る類は、満足そうに笑った。 「俺も好き。·····あー、どうしよ·····。今、すっごい幸せ」 「·····ね、咲良ちゃん。いい加減、朝日くんなんて捨てて、俺にしなよ」 「·····朝日まだ忙しいみたいで話できてなくて、·····もう少し、待って欲しい、」  ーー嘘。朝日と別れる気なんてさらさらない。  でも類は、俺を構ってくれない朝日に対して、俺はもう心はないと思っているようだった。  ごめん、と呟くと類はしゅん、としているように見えた。  そんな類の胸元に手を置き、唇にちゅっと口付けた。 「·····心配しなくても、俺は先輩だけだから、ね····?」  これも嘘。本当はずっと朝日のことだけが好き。  こういう風に言えば、俺は愛してもらえる。朝日が与えてくれない愛情を与えてもらえるから、今日も俺は息を吐くように嘘を付く。

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