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第21話先っぽだけでもいいから♡R-18
「俺の手をオナホみたいに使っていけない子だな」
陰茎のくびれの部分を強く握られた旭は、気持ちよさのあまりに泣いてしまった。
しかし、快楽には逆らえず腰を止める事は出来なかった。
(映画館のエレベーターで敦にアナル舐められながらちんぽ扱かれちゃってる♡イケメン店員さんがいる映画館で敦にお仕置きエッチされちゃってる♡浮気防止のわからせセックスしちゃってる♡)
人目も気にせずによだれを垂らしながら舌を出して快楽を貪る旭は、淫乱そのものだった。
込み上げてくる精液を早く出して楽になってしまいたいと、自分から敦の手に陰茎の気持ちのいい箇所を擦り付ける。
「いっ♡いきそう……っ♡いっちゃうぅ♡」
「イく時はちゃんと誰にどういう風にイカされるか言わないとだめだろ」
後ろから低く熱っぽい声が聞こえたと思うと、軽く尻たぶを手のひらでペチンと叩かれる。
そのじんわりとした痛みすらも、意識が飛びそうなほどに気持ちがよくて体が震えてしまう。
「あっ♡あちゅしにアナル舐められながらち◯こ扱かれてイっちゃう♡」
「いいよ。ゴムの中にたくさん出しな」
「あっ♡あっ♡イクっ♡イっちゃうぅ♡」
どぷっ♡どぴゅるるるっ!ぶぴゅるるぶぴゅ♡
旭はぶるぶると震えながら、射精した。
出した濃い液体が、精液溜りを膨らませていく。
「沢山出したな。でも、これだけじゃお仕置きにはならないからな」
イったばかりで意識が飛んでいる旭のアナルに、敦はローションをかけるとそのまま指を二本挿れていった。
「んんっ♡まっ……ぁっ♡いったばっ……かぁ♡」
意識を取り戻した旭はまた、気持ちよさで涙を流してしまう。
指で中を広げられると「ああっ♡」と声が漏れてしまう。
「前より広がるようになったな。アナルプラグ様様だ。このままいけば俺のち◯ぽもちゃんと挿れられるな」
指を抜かれたと同時に後ろからカチャカチャとプラスチックがぶつかるがする。
嫌な予感がした旭が後ろを向こうとすると、ぶるぶるという電子音が鳴る。
そのままローターをアナルへと挿れられてしまい、旭は大きな声を出して喘いでしまった。
「あーーっ♡あぁ!♡」
「そんなに大声出したらさっきの店員さんにまで聞こえちゃうよ」
敦は意地悪く言うと旭の尻穴に指を二本挿れて、ローターを器用に指先に挟んだ。
そして、前立腺に強く押し当てる。
「あああーーっ♡!」
旭は大粒の涙を流しながら、叫びに似た喘ぎ声をあげた。
陰茎からはぴゅっぴゅっと、何回も精液が射出してコンドームをパンパンに膨らませていく。
「旭は可愛いしモテるから、このままさっきのイケメンの店員さんのところに行ったら、ち◯ぽハメてもらえるかもよ」
敦は冷たい口調で言い放つと、ローターの振動を上げていった。
「あーーっ♡あ♡あちゅ♡しぃ」
嫉妬の炎で燃えたぎっている敦をどうにかしなければ、きっとこのまま体が壊れるまでお仕置きされてしまう。
それでも構わなかったが、きちんと誤解を解いて敦の愛に応えてあげなければ恋人として失格だと思った旭は、快楽で震えながら後ろを向いた。
「どうしたの、旭。まだ足りない?」
ちゃんと言わなければいけないのに、旭の口からは喘ぎ声とよだれが垂れる一方だった。
見兼ねた敦は旭の首筋に顔を近づけると、そのまま口付けて、ちゅっとキツく吸い付い付く。
「んぁ♡あーーっ♡あぁっ!」
キスマークを付けられた喜びと前立腺への刺激で、旭は再び精液を放ってしまう。
頭が真っ白になり、脚がガクガクと震えて立っているのがやっとなのに、敦のお仕置きが止まる事は無かった。
「旭の白い首筋に、赤くて綺麗な俺のだって印がしっかりついちゃったよ」
印をつけたところを愛おしそうに舐められると、苦しいほどの愛に力が抜けそうになってしまう。
これだけ与えられているのだから自分もそれに応えなければと、旭は掠れた声を振り絞って訴えた。
「あ、ちゅし♡のが……ぁ♡あっ♡ほしいぃ♡」
敦と目が合った旭は手を後ろへと伸ばすと、お尻を突き出して尻たぶを広げてみせる。
その妖艶な光景に敦は喉を鳴らした。
「本当に旭は色っぽいな。そんなの見せられたら理性が飛んじゃうだろ」
敦は指とローターで旭の中を刺激しながら、スラックスとパンツを脱いでいく。
脱げ落ちる音が聞こえると、旭は期待で尻穴をきゅんきゅんといつも以上に締め付けてしまった。
「あぁっ♡あちゅしっ♡は、やくぅ♡先っぽだけでもぉ♡あっ♡いいっ♡かりゃ♡」
早くとお尻を突き出しながらおねだりする旭を、敦は満足気に笑いながら見ていた。
「もう少しだから待ってて」
敦はポケットからコンドームを取り出すと、歯で破いてから片手で陰茎に装着した。
コンドームを装着し終わるペチンという音が聞こえると同時に、前立腺を刺激されていた旭は何度目か分からない射精をした。
「あっ♡あーーっ♡あっあっ♡」
「そんなにローターでイッちゃって。ちょっとローターに焼きもち焼いちゃうな」
お尻を突き出したまま舌を出して、ビクッビクッと震えながら射精している旭の尻穴から敦は指を抜く。
ローションと愛液でぐっちょりと濡れているアナルに敦の陰茎があてがわれると、旭は歓喜のあまり涙をぼろぼろと流した。
「ずっと旭のアナルにちんぽ挿れることばかり考えてたから、俺も嬉しいよ」
その台詞と共に、愛液で濡れた柔らかいアナルの縁を割って亀頭が押し入ってくる。
まだ拡張し足りない尻穴は、敦の亀頭を咥えこむと縁が伸び切ってしまい、それ以上挿れると切れてしまいそうだ。
熱く湿った肉壁はきゅんきゅんとうねり、心待ちにしていた亀頭に絡みついていく。
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