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俺たちの好奇心!(10)
繋がったままウミの体を倒し足を抱え上げてより奥まで進んだ。
「動いて、良い?」
「あっ、俺、がっ……する、って」
「良いから」
しようとしてくれたことだけで既に出血大サービスだ。
拒絶ではないウミの言葉に安堵しゆっくりと出し入れを始める。
まるで持っていかれそうなほどに吸い付くウミの孔に無様にイッてしまわないよう耐えるだけで必死だった。
少しずつ律動を速め、不安定な机はがたがたと音を立てて揺れる。
分泌液を出さないはずのナカで動けるほど潤っているのは俺の先走りかと思うとその量が少し恥ずかしい。
流石に中への刺激だけではイけないだろうとウミのモノを扱きながら、シュウが指で探り当てたイイところに当てるように腰を動かす。
「あっあっ……やだ、イくっ、やぁあ」
「一緒に、イこっか」
「んっナチ、イく、や……っあぁっ」
限界を見せたウミのイイところをごりっと突いた瞬間にウミは白濁を撒き散らしてイッた。
俺はその締め付けにギリギリで孔からちんこを引き抜き、ぷるぷると震えるウミのちんこへ精子を飛ばす。
悪趣味だとは思うが俺とウミ2人分の白で濡れたウミのちんこがとても綺麗に見えた。
布擦れの音と机が床とぶつかる音以外に何も聞こえない、誰も口を開かなかった。
タオルやらティシュやらで一通り体を綺麗にした後、終わった奴から無言で教室を片付け出した。
前は未遂だったが今回は完全に、何の言い逃れもできないほど完全にしてしまった。
腰が使い物にならないハルとウミは椅子に座りのそのそと服を整えている。
力が入らないのか上手くボタンを留められず苦闘するウミを見かねて手伝ってやると、また顔を真っ赤にして小さく礼を言われた。
「シュウってタチだと思ってた」
机を片付け終えたミヤがいつもと変わらない風に口を開く。
聞いた事がある、タチってのは挿入する方だ。
確かに俺もそうだと思ってた。
背もあるし目つきも悪いし、どこからどう見ても突っ込まれて喘いでいるようには見えない。
「そう?俺、バイでリバだから」
ハルに突っ込まれてたくせにぴんぴんとしているシュウがいつもの如く携帯を弄りながら何でもないように答える。
「要するに何でも良い」
最低だろ、とシュウはいつもの様に憎たらしい顔で笑った。
でも、いつもと違うのは目が笑えてないってところかな。
別に詮索したりはしないが、何かあった時には無理矢理にでも問い詰めなければ、こいつは最後まで隠して壊れてしまいそうだ、気を付けよう。
「ミヤとハルはいつから?」
俺が尋ねるとミヤは一度大きく目を開きすぐに、それは楽しそうな顔で笑った。
「ひみつ」
お馬鹿な高校男子にも色々と事情が多いようで。
俺もしっかり考えなければ。色々と、ね。
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